自衛隊とカナダ軍の物品相互協定で合意 日加首脳会談
カナダを訪問した安倍晋三首相は24日午前(日本時間同日深夜)のハーパー首相との会談で、
自衛隊とカナダ軍の食料や燃料の相互提供を定めた「物品役務相互提供協定(ACSA)」で大筋合意した。
ACSA締結は米国、オーストラリアに続く3例目。
軍事力を拡大する中国へのけん制を念頭に、両国の安全保障協力の強化を呼び掛けた。
安倍首相は「アジア太平洋の安全保障環境は厳しさを増している」と言及。
「基本的な価値を共有するアジア太平洋のパートナー」として地域情勢の認識の共有を図った。
中長期的な国家安全保障戦略の策定を始め、安倍政権が取り組む
「地域の平和と安定のための様々な取り組み」について説明。
ハーパー首相は「歓迎し支持する」と答えた。
ACSAの締結は国連平和維持活動(PKO)や大規模災害などでの自衛隊とカナダ軍の共同活動を想定しており、
両国の協力分野を拡大する狙い。両首相は安保協力の強化に向け、2011年8月の初会合以来となる
外務・防衛次官級の安全保障に関する定期的対話(2プラス2)を早期再開することでも一致した。
安倍首相は就任以来、ロシアや中東諸国など安保分野での国際的な連携や防衛協力の拡大に力を入れている。
米国と結びつきが強いカナダとの協力強化は日米同盟の強化にもつながる。
一方「カナダは中国との関係が深まっている」(外務省幹部)との指摘もあり、東アジア情勢の認識共有を図る狙いもある。
両首相は交渉中の環太平洋経済連携協定(TPP)や日・カナダ経済連携協定(EPA)をめぐる連携でも一致。
カナダの航空会社が羽田空港で昼間に就航できるよう協議する方針も確認した。
両首相は米ロによるシリアの化学兵器廃棄についての合意を歓迎。
安倍首相はシリア難民への追加支援を検討していることを説明した。
安倍首相は日本人拉致問題でカナダの理解を求めた。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2402X_U3A920C1PP8000/
カナダ軍と協力だな