韓国で「野党寄り」検事総長の“隠し子疑惑”大騒動 検察VS情報機関の暗闘説も
【ソウル=黒田勝弘】韓国で検事総長の“隠し子疑惑事件”が検察、情報機関、マスコミを巻き込んで大騒ぎになっている。事件の背景として、野党寄り とみられてきた検事総長の指揮下で国家情報院長が選挙法違反などで逮捕・起訴された事件に絡む、検察と情報機関の暗闘説が語られている。
野党陣営では、隠し子疑惑を検察の現状に不満の政権・与党による検察揺さぶり謀略説を主張。問題の“スキャンダル検事総長”を擁護する異例の事態になって いる。“隠し子”の真偽を明らかにするDNA鑑定の行方や検事総長の去就を含め、事件は政治問題がらみで世論の関心を集めている。
事件の発端は現職の蔡(チェ)東旭(ドンウク)・検事総長の隠し子疑惑を特ダネとして伝えた大手紙・朝鮮日報の報道。蔡氏が地方勤務時代に知り合った飲食店の女性経営者との間にもうけた隠し子がいるというもの。
職務とは直接の関係がない私生活上の問題ともいえるが、この情報をもたらしたのは実は国家情報院で、野党嫌いの情報機関と保守系新聞が組んで検事総長追い落としを画策したというのが野党陣営の言い分だ。
不倫報道に対し、この女性は「子供(11歳)に立派な父親を持たせたかったため、検察幹部の蔡氏の名前を勝手に使って父親に仕立てた。実子ではない」と弁明している。蔡氏も隠し子説に対し「100%虚偽」として朝鮮日報を相手に記事の訂正を求める訴訟を起こしている。
真相解明のカギは現在、米国に“逃避中”の子供に対するDNA鑑定。蔡氏もDNA鑑定を求めるとしているが、これは母親の同意がなければ法的には強制できないため、母親の意向を含めこれが実現するかどうかは不明だ。
蔡氏も隠し子説を否定しながら、自分の名前を勝手に使ったという母親サイドへの非難や裁判を起こす動きはない。しかも「物議をかもして申し訳ない」と検事総長辞意を表明、自宅待機中だ。DNA証明が実現しない場合、真相は迷宮入りということもありうる。
ただ政治的には「道徳的に辞任は当然」とし、気にくわない検事総長退陣を勝ち取った与党陣営と、「検察への政治的謀略」と非難する野党陣営の対立は残ることになる。
時代が変わっても朝鮮人の党派対立はなくなりませんねw
難題がたくさん韓国にはあるのに国が滅んでもやってろよ。