【社説】若者が大企業への就職以外の道を夢見られる社会を
今年下半期の大学卒業者を対象にした新卒採用に向け、サムスングループが13日に「サムスン職務能力検査(SSAT)」を実施したところ、9万2000人以上がこの試験を受けた。
サムスングループがSSATを始めた1995年以来、最多の受験者数だ。応募者があまりにも多かったため、試験会場もソウル、釜山、大邱、大田、光州など主要都市だけでなく、
米国のニューヨーク、ロサンゼルス、カナダのトロントなど、国内外で合計84カ所に上った。
今年に入ってSSATの応募者が急激に増加した理由は、サムスングループが昨年下半期の採用から書類審査を廃止し、希望すれば誰でも試験を受けられるようにしたからだ。
これは書類選考によって応募者の多くをふるい落とし、一部にのみ入社試験を受けさせる他の大手企業の採用方式とはかなり異なる。
そのため就職に比較的不利とされる地方大学出身者はこのSSATに望みを掛け、サムスンに集まり始めたのだ。
しかし、たとえ韓国屈指の大企業とはいえ、9万人以上の受験者に同時に試験を受けさせるのはやはり異常と言わざるを得ない。
一般的に大手企業の入社競争率はどこも100倍を超える。つまり、就職が大学入試よりも難しいという困難な時代に突入したのだ。
書店に行くとサムスン、現代自動車、LGなど大手企業グループの入社試験対策用の参考書や問題集が300種類以上も販売されているのが実情だ。
最近の若者たちがサムスン、現代自、LG、SK、ポスコなど少数の大企業への入社だけを夢見る理由は、報酬や職場の安定性などの面で他の企業とは全く比較にならないからだ。
つまり若者たちは会社に就職して自分の役割をいかに見いだし、成長・発展していくかという将来のビジョンよりも、現在の社会的評判の方をはるかに重視しているわけだ。
「中小企業に勤めていると、見合いさえ難しい」という最近の社会事情が、若者たちを一層大企業に向かわせているのだ。
一度に数百人、あるいは数千人を採用する大企業で、個人の役割や能力は目に見える形では現れにくい。
これに対して規模の小さい中小・中堅企業で能力を発揮すれば、個人が注目を集めるのはもちろん、企業も共に発展することができる。
海外の世界的企業の中には、大企業出身者よりも、中小企業に入社して頭角を現した人物や、あるいは周りの仲間と共に起業したケースが非常に多い。
日本で「生きた経営の神」として尊敬を集める京セラ創業者の稲森和夫氏も、地方大学の工学部出身でありながらわずか数人の従業員を引き連れて京セラを創業し、大企業に育て上げた。
韓国経済が良質の雇用をより多く生み出すことはもちろん重要な課題だ。
しかし若者たちがより大きな世界に目を向け、夢を育てることができるように教育し、失敗しても再起ができる創業環境を整えることも、韓国社会に課せられた大きな課題だろう。
若者に進路選択の幅を広げる機会をぜひとも提供してやらねばならないのだ。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
---------------------------------------------------------------------------------------------------------良い事教えてやろうか?
奥田とか豊田章男を内閣の教育関係に引っ張ったら良いよ。
お前たちが望む、ロボットみたいな奴を育てる教育が出来るよ。
ただし、繁華街のど真ん中に現代のトラックで突っ込まれても知らないがな。