韓国株2000ポイント割れ、背景に米景気回復
朝鮮日報日本語版 11月9日(土)9時29分配信
8日のソウル株式市場は、韓国総合株価指数(KOSPI)が前日比0.96%安の1984.87ポイントで引け、1カ月ぶりに2000ポイントを割り込んだ。同日は日本、中国、台湾、シンガポールなどアジアの株式市場も軒並み軟調だったが、背景には予想を超える米国の急速な景気回復がある。
米商務省は7日、第3四半期(7-9月)の国内総生産(GDP)成長率が年率換算で2.8%となり、第2四半期(2.5%)やブルームバーグ通信の事前予想(2.0%)を大きく上回った。
米国の景気回復は、通常は好材料になるところだが、米連邦準備制度理事会(FRB)による量的緩和縮小が前倒しされるとの観測が高まり、今回は悪材料として作用した。
■米経済指標の悪化を願う市場
最近の世界の株式市場では、米経済の悪材料を喜び、好材料を怖がるという矛盾した状況が続いている。世界各国はFRBが毎月850億ドルの資金を供給す
る第3次量的緩和を縮小すれば、株式市場から資金が一気に引き揚げられ、打撃を受けることを懸念している。このため、米国の経済指標が悪化すれば、米国が
量的緩和を据え置くとの判断から株式が買われ、指標が好転すれば、量的緩和の縮小が前倒しされるという懸念が悪材料となり、株式が売られる。従って、世界
の株式市場全体が米国の経済指標悪化を望む状況となっている。
今後発表される第4四半期(10-12月)のGDP成長率には、先月中に16日間続いいた連邦政府機関の一時閉鎖による被害が反映される見通しで、第3
四半期よりは成長率が低下するとみられる。ウォール・ストリート・ジャーナルがこのほど、経済専門家を対象に調べたところによると、量的緩和縮小の時期と
して、40%が「来年3月」を挙げ、3分の1が「来年1月」と予測したという。
KDB大宇証券のハン・チファン研究員は「米国の第3四半期の好調な成長率は、量的緩和の縮小を前倒しさせるほどの要素ではない。FRBが量的緩和縮小の判断材料として挙げた物価と雇用指標に明らかな変化があるかどうかが鍵だ」と指摘した。
■外国人が5日連続で売り越し
8日のソウル株式市場では、有価証券市場(メーンボードに相当)で外国人が2702億ウォン(約251億円)を売り越した。直近では5日間連続で約
5500億ウォン(約511億円)の売り越しだった。しかし、専門家は最近数日間の外国人による売り攻勢が本格的な売り越し基調への転換ではないと判断し
ている。ウォン相場は、為替当局による市場介入を予想する心理から1ドル=1060ウォンを超えるウォン高は進まない状況だ。このため、これまで
10-20%の為替差益を得た外国人が利益確定のため、短期的に売り注文を出している。
8日に株式市場の見通しを発表した証券会社6社のうち5社は、年末前後まで外国人の買い基調が続く可能性が高いとみている。NH農協証券のチョ・ソン
ジュン研究員は「外国人はこれまで、韓国経済の良好な体力を好感してきた。その点で韓国経済には変化がない。(外国人が買っている)設備、半導体、化学、
自動車、金属・鉱物、流通業の投資見通しが有望視されている」と述べた。これに対し、IM投資証券のイ・ジョンウ・リサーチセンター長は「外国人の買いが
以前ほど強まる可能性は低く、中型・小型株中心の投資が望ましい」と指摘した。複数の証券会社は、韓国の株式投資ファンドから44営業日連続で総額6兆
ウォン(約5580億円)の資金が引き出された点を挙げ、KOSPIは1950ポイント前後が下値抵抗線になると予想した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131109-00000511-chosun-kr
勲章もらったニダ!とホルホルしてる場合じゃないぞ。
…で、どうするの?