EVにワイヤレス充電 ダイヘンが開発
2013.11.27 20:12 [west経済]
産業機器大手のダイヘンは27日、電気自動車(EV)などに使われる大型の蓄電池にコードをつながなくても充電できるシステムを開発したと発表し た。EV関連のメーカーと共同で事業化を目指すほか、船舶や家電の自動給電にも対象を拡大する方針だ。来年1月からシステムの販売を始める。
ワイヤレス充電と呼ばれる仕組みで、携帯電話の「置くだけ充電」や電動歯ブラシなど小電力の機器で実用化されている。ただ、送電側と受電側に使うコイルを大きくする必要があるほか、コイル同士の位置がずれると充電できなくなる欠点がある。
ダイヘンは、電気をより遠くまで届けられる高周波の電源を採用。その上で、高周波の難点だった送電ロスを従来の50%前後から約15%程度へ改善させることに成功した。
また、高周波を用いることで、コイルの直径を従来の5分の1、重量を100分の1に抑えることができた。EVにも搭載が可能なサイズになるという。