比台風、自衛隊が防疫活動 揚陸艇でレイテ島に
2013.11.26【タクロバン(フィリピン中部)=吉村英輝】フィリピンで台風被災地の救援活動を行う自衛隊は26日、被害が集中した中部レイテ島タクロバ
ン市内の避難施設で、伝染病などを防ぐための防疫活動を開始した。現地では蚊が媒介するデング熱の流行などが心配されており、フィリピン政府が協力を要請
していた。
フィリピン政府の保健担当者によると、この避難所には2千家族、1万人が避難中。水による清掃は行ったが、薬剤散布はしておらず、ハエが飛び交うなど、衛生環境の改善が課題となっている。
自衛隊の防疫チーム15人は同日、レイテ島沖に停泊中の輸送艦「おおすみ」から、ホーバークラフト型揚陸艇(LCAC)で、トラック4台とともに
タクロバンの南約15キロの砂浜に上陸。市内の催事場施設に設けられた避難所に移動し、噴霧器を使って消毒剤を散布した。殺虫効果もあり、効果は2週間持
続するという。
噴霧器の重さは薬剤を含め約25キロ。活動にあたった伊藤宏班長は、「散布前の住民退去などで地元の協力を得られ、スムースに防疫ができた」と話した。フィリピン政府と協議し、活動場所を広げていく。






