中国空母、台湾海峡を通過 日本刺激回避? 尖閣ルート選ばず
産経新聞 11月28日(木)7時55分配信
【北京=川越一】遠洋訓練のため中国山東省青島市の基地を出港した中国初の空母「遼寧」が、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺海域を通るルートを回避し、台湾西側の台湾海峡を通過して南シナ海に入る航路を選んだことが27日、明らかになった。同日付の中国紙、南方都市報(電子版)が中国海軍関係者の話として伝えた。
青島から南シナ海に向かう場合、台湾海峡ルートと、台湾とフィリピンの間のバシー海峡を抜けるルートの2つがある。「バシー海峡から南シナ海に入れば、日本周辺の敏感な海域を通り抜ける必要がある」とする同紙に対し、海軍関係者は「空母は、もう一つのルートを選択した」と明かした。
中国の軍事専門家は、気象条件や周辺環境が複雑な南シナ海を選んだと分析しているが、日本を刺激しないよう、訓練海域やルートを選んだ可能性もある。