韓国、防空識別圏「拡張を検討」…中国側に通告
【ソウル=中川孝之】中国と韓国の両政府は28日、ソウルで国防戦略対話を行い、中国が東シナ海に設定した防空識別圏(ADIZ)問題を協議した。
#rect-l{position:relative;left:-5px}韓国国防省によると、韓国は両国で管轄権を争う暗礁・離於島(イオド)(中国名・蘇岩礁)上空などをADIZから除外するよう求めたが、中国側は拒否。
韓国はこれを受け、自国の防空識別圏を離於島上空にも「拡張することを検討している」と通告した。
朴槿恵(パククネ)政権は、最大の貿易相手国である中国との関係強化に努めてきたが、識別圏問題が中韓の懸案に浮上した。
戦略対話には、中国の王冠中・人民解放軍副総参謀長と韓国の白承周(ペクスンジュ)・国防次官が出席。
白次官は、中国による識別圏設定を「容認できない」と主張した上で、中国の識別圏から、離於島上空と、韓国の識別圏と重なる部分を外すよう求めた。
しかし、王副総参謀長が「受け入れられない」と拒んだという。
(2013年11月28日19時18分 読売新聞)