「初心者」ケネディ大使、就任2週間で早くも試練
東アジアで緊張高まる…外交手腕に注目
故ジョン・F・ケネディ元大統領の娘で専業主婦から外交官に転身したキャロライン・ケネディ駐日米国大使(56)が、就任から2週間 もたたずに外交上の重大な局面に立たされている、と米紙ワシントン・ポストが28日付で報じた。中国が一方的に防空識別圏を設定したことや、日本が集団的 自衛権の行使容認に向けた動きを加速させていることで、東アジアの緊張が高まっており「初心者外交官」のケネディ大使の手腕が試されているというわけだ。 今のところ日本では、ケネディ大使が中国を強く批判したことで「期待以上」と高く評価されている。
ケネディ大使は15日に 就任して以来、スター芸能人並みの人気を集めている。日本の各メディアはケネディ大使の来日の様子を生中継するために空港で取材競争を繰り広げ、悲運の ファミリーの歴史やファッションなどを連日争うように報じている。19日に天皇に信任状を手渡すために皇居を訪れた際には、市民数千人が沿道でケネディ大 使を歓迎した。25日には東日本巨大地震の被災地を慰問し、小学校の書道の授業を見学して「友」の字を書き、親密さをアピールした。ケネディ大使は小学校 で「初めて学んだ日本語は『バ カです』だった」と話し、児童たちの爆笑を誘った。このように感性を前面に出した外交を通じ、ケネディ大使は日本で「ソフト ランディングに成功した」と評価されている。
だが、外交・安全保障分野の専門性については依然として未知数だ。ケネディ大 使はコロンビア大学法科大学院を卒業後、専業主婦として3人の子どもを育て、ケネディ財団の業務や執筆活動に専念してきた。2009年には上院議員選挙に 出馬しようとしたが「親の七光りしかない」との批判を受けて立候補を取りやめた。駐日大使に就任するまで、政治・外交分野の公職に就いた経験は全くない。 このため今年4月に駐日大使への起用説が浮上した際、ロサンゼルス・タイムズは「一般企業でも働いたことのない人物が、中・日の領有権争いや北朝鮮の核問 題、環太平洋連携協定(TPP)などの懸案を扱うことができるだろうか」と批判した。
外交・安全保障分野でのケネディ大使 のデビューは、27日に在日米国商工会議所が主催した行事だった。同大使は20分にわたり、東アジアの安全保障と米日同盟の重要性について講演した。中国 による防空識別圏の設定については「一方的な行為であり、東アジアの安全を損ない緊張を高めるだけだ」と批判した。また「米軍と日本の自衛隊が互いを尊重 し、緊密な協力関係を維持していることに感銘を受けた。(米日同盟のおかげで)アジア・太平洋地域が60年以上にわたり平和と繁栄を享受することができ た」とも述べた。
菅義偉官房長官は28日、ケネディ大使と会った席で、大使が被災地を訪問したことや中国を批判したことに ついて謝意を伝えた。菅長官は同日の記者会見で「ケネディ大使は中国の防空識別圏について私より強い危機感を抱き、懸念している」と述べるなど、ケネディ 大使を称賛した。
ニューヨーク=羅志弘(ナ・ジホン)特派員
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
「アメリカの宝石」を贈ってくれたアメリカ。
素人などと言うが、オバマとのホットラインもあるし、
周りを固めているブレーンはすごいぞ。
日本で外交を学ぶのも良し!