これは中国人と韓国人の違いと言ってもいいのかな?
新版 あとがき………石 平
私の場合、特にこの数年間、私生活の面でも大きな変化があった。平成23年にはそれこそ生粋な日本人である大阪出身の女性と結婚して、翌年の24年にはわが長男の誕生を迎えた。
結婚してからは妻の実家がある大阪府の堺市に移住している。家の近くに仁徳天皇陵があって、時々その周辺を散歩して「仁徳さん」にご挨拶している。思えば、仁徳天皇の時代には、多くの渡来人が日本にやってきてそのまま日本に住み着いた。そして今、彼らの子孫は完全な日本人となっていることは言うまでもない。歴史はこうして、民族の伝統と文化を作り上げていくのである。
わが家の場合にしても、私自身が一応帰化人であるが、うちの長男は生まれた時からすでに日本人である。そして私の子孫は今後、やはり日本人としてこの国で生きていくこととなろう。そういう意味においても、私はこれから、日本国と日本民族の未来永劫の安泰と繁栄を願ってそのために何かしなければならない立場なのである。それは結局、私の残りの人生の最大の使命でもある。
そして50年後あるいは100年後、私の子孫がどこかにある(おそらく堺市にある)私の墓参りにやってくることとしよう。その時、彼らは、この国が依然として繁栄と安泰であること、自分たちがたいへん幸せであることを報告してくれるならば、私も静かに安らかに、この日本の地で永眠できるのであろう。おそらくその時となってこそ、私はもはや帰化人ではなく、むしろ一人の日本人として永遠の命を得ているのではないか、とつくづく思う次第である。
平成25年4月
