AFP
2014年04月07日 16:44
http://www.afpbb.com/articles/-/3011915
ジェノサイド関与の 「真実を見よ」とルワンダ、
フランス大使の式典出席拒否
【4月7日 AFP】1994年にアフリカ・ルワンダで起きたジェノサイドを巡り、ルワンダ政府は6日、フランスに対し、同国がMassacreに関与したという「難しい真実」と向き合うよう求めた。多数派フツ(Hutu)人主導の政権下で80万人のツチ(Tutsi)人が犠牲となったジェノサイドから20年の節目を目前に控え、両国間では激しい火花が上がっている。
ルワンダでは7日に政府主催の追悼式典が開かれる。しかし、フランス政府は、ルワンダのポール・カガメ(Paul Kagame)大統領がジェノサイドへのフランスの関与を改めて非難したことを受け、予定されていたクリスティアーヌ・トビラ(Christiane Taubira)法相の追悼式典出席を中止。式典には駐ルワンダ・フランス大使が出席すると発表し、自国の代表を事実上「格下げ」した。
フランス外務省は「式典のボイコットは一度として検討していない」と説明したが、この決定はルワンダ側の猛反発を招いた。ミシェル・フレシュ(Michel Flesch)駐ルワンダ・フランス大使は7日、AFPの取材に、ルワンダ外務省から6日夜に電話連絡があり、式典への出席を禁じられたと明かした。
これに先立ち、ルワンダのルイーズ・ムシキワボ(Louise Mushikiwabo)外相は「我々2国が真に歩み寄る為には、真実を直視しなければいけない。真実は難しい。ジェノサイドに関与した者と親しい間柄にあるという真実は、非常に受け入れるのが難しい真実だ」とコメント。「フランスとの関係を保つ為の条件として、ルワンダが歴史を忘れなければいけないのであれば、我々2国が前に進むことは不可能だ」と述べていた。
■「ジェノサイドの共犯」と非難
フランスはジェノサイドが起きた当時、フツ人主導の民族主義政権と同盟関係にあった。
カガメ大統領は、フランス週刊誌ジュンヌ・アフリック(Jeune Afrique)とのインタビューで、「ジェノサイドの政治的な準備にベルギーとフランスが直接的な役割を果たした」と非難。更に、フランス軍の兵士達が当時、フツ人が大多数を占めていたルワンダ軍の訓練を支援していた上、Murderersの逃亡を助けたとして、ジェノサイドの共犯者であり「関係者」だと語った。
また同大統領は、6日に放送されたフランスのテレビ局「フランス24(France 24)」とのインタビューでも、「常に延々と人々を糾弾しようと思っている訳ではない」が、ただ「歴史上の事実」を列挙しているだけだと述べた。
フランスは、これまでルワンダ側の主張を繰り返し否定し、当時のフランス軍の部隊は民間人の保護に努めていたと強調している。