記事入力 : 2014/04/16 09:20
韓米が有事作戦統制権移管延期へ 時期・条件協議に着手
【ワシントン聯合ニュース】韓国と米国が来年末に予定されている韓米連合軍司令官(在韓米軍司令官兼務)から韓国軍への有事作戦統制権の移管を再度延期する方向で、移管時期と条件に関する協議に着手したもようだ。
両国は15日(現地時間)から2日間の日程で、米ワシントンで韓米統合国防協議体(KIDD)会議を開き、有事作戦統制権の延期問題を集中的に協議した。韓国から国防部のリュ・ジェスン政策室長、米国からはリッパート国防長官首席補佐官が出席した。
北朝鮮の挑発、威嚇で触発された朝鮮半島の不安定な安保環境や韓国軍の準備状況を踏まえ、移管を再び延期する方向でまとまったようだ。いつ、どのような条件で移管するかを協議中とされる。
韓国政府の高官は10日に、「これまでに作戦統制権を移管しようとした時の状況とはずいぶん異なる。
韓米両国の共同防衛能力を強化し、朝鮮半島安保に役立つような方向で総合的に判断されるだろう」と話していた。
韓国は盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時代の2007年、米国との国防相会談で作戦統制権を2012年4月に韓国軍に移すことで合意した。
しかし、李明博(イ・ミョンバク)政権時代の2010年3月に北朝鮮による韓国海軍哨戒艦の沈没事件が発生し、同年6月の韓米首脳会談で移管時期を2015年12月1日に先送りすることで合意した。
この日のKIDD会議で韓米は、核や大量破壊兵器、小型無人機を利用した北朝鮮の威嚇に対抗し、韓米合同で抑止力と防衛力を強化する方策も議論した。
続いて17、18日の両日は韓米日の防衛実務者協議(DTT)が開かれる。