(朝鮮日報日本語版) 旅客船沈没:大統領の視察に賛否両論
朝鮮日報日本語版 4月19日(土)11時45分配信
韓国の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は今月17日、旅客船「セウォル」号が沈没した全羅南道珍島を訪れて救助活動を激励するとともに、行方不明者の家族
と会った。この行動については「家族を慰め、現場の関係者に緊張感を持たせたという点では良かった」という評価もあるが「朴大統領が全ての面にいちいち関
わると、最終的にはシステムが動かなくなる」という指摘も少なくない。「大統領が全てやるのではなく、国政がシステムによって回るような体制を構築するの
が先」というわけだ。
大事故の初期段階から被害者の家族と会い、要求事項を聞き、政府当局者に指示を下すなど大統領が現場指揮に直接乗り出すのは、韓国の歴代大統領の中では
異例だ。林采正(イム・チェジョン)元国会議長は18日、電話インタビューに対し「大統領には大統領としてすべきことがあり、政府のほかの官僚にも相応に
すべきことがあるが、今回の訪問で、大統領が過度に上から下まで関与するという印象を与えた。こうなるとシステムが動かず(公務員は)いつも上ばかり見る
ようになる」と語った。チョン・ユンチョル元監査院長は「朴大統領が今回現場を訪れたのは良かったと思う」と述べつつも「こうしたことが繰り返されると、
大統領が何も言わなければ官僚組織は動かなくなり、重大な事態が発生するたび、いちいち大統領が全ての面を取り仕切って目配りしなければならなくなる」と
語った。朴明浩(パク・ミョンホ)東国大学教授は「現場で当たり前に解決されるべきことが大統領の一言で政治的に解決される、という場面は、良いようには
見えない。政府全体にわたる協力システムを開発し、それに慣れるべき」と語った。
イ・ジュンハン仁川大学教授は「朴大統領は、こまごまとした懸案を自ら取りまとめて現場を訪れる姿を見せるよりも、まず国政がシステムによって回るよう
な体制を構築すべき」と語った。金亨俊(キム・ヒョンジュン)明知大学教授は「朴大統領が現場を訪れた際の『関係者に厳罰』『約束が守られなければ皆退く
べき』などの発言は、後で政治的にいろいろな解釈を生みかねず、場合によっては足を引っ張ることにもなるため、慎重にすべきだった」と指摘した。
しかし、政界の長老や多数の専門家などは「朴大統領が現場を訪れたこと自体は良いこと」と評価した。金守漢(キム・スハン)元国会議長は「システムで国
政が回れば良いが、韓国の現実はそうではない。国民の痛みを自分の痛みとして、当局者を批判し大声を上げる様子は良かった」と語った。金泳三(キム・ヨン
サム)政権時代に政務首席を務めた李源宗(イ・ウォンジョン)漢陽大学特任教授は「韓国人は『凶作や洪水が起こるのは王に徳がないため』という感情を昔か
ら共有しているので、ほかの国の指導者のようにシステムに任せてじっとしている姿を見せてはならない」と語った。李来栄(イ・ネヨン)高麗大学教授は「大
統領の現場訪問には象徴的な意味があり、これを『大統領が過度に上から下まで関与している』という目で見るべきではない」と語った。李賢雨(イ・ヒョン
ウ)西江大学教授も「大統領制の国では、大統領は国家的一大事において国民と気持ちを共有していることを示さなければならず、それがリーダーシップの源
泉。当然の行動」と語った。
野党からも、朴大統領の現場訪問への反応が相次いでいる。新政治民主連合の朴恵子(パク・ヘジャ)最高委員は18日、党の会議で「朴大統領が直接出向い
て救助を約束したのは良いこと」と語った。しかし、シン・ギョンミン最高委員は、短文投稿サイト「ツイッター」に「救助活動の邪魔になってはならないた
め、国家元首が現場に行くという決定は慎重にすべき」と書き込んだ。
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最終更新:4月19日(土)11時45分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140419-00000551-chosun-kr
あっ 思い出した!
東日本大震災のときの管直人だ!
要するに二人とも
「いい人」を演じて、
仕事をしている振りをしたいだけなんだよね。