GW、中国に行きました。今回は上海、蘇州、杭州を訪問。
さて、何から書こうか迷う。今年のGWは大型連休が後半の4日間しかない。その4日間で上記の都市を訪問するのだから、当然強行軍の旅となる。特に2日目の蘇州では8時間は歩いただろう。
まずは蘇州の報恩寺塔。
報恩寺に入ると、塔の前で太極拳をしている老人達がいた。中国の朝である。
1階は大きな庇が取り囲む。老人たちが何周も歩いていた。
1階塔身の外側には8体の仏像が座している。塔は、一見しただけでは、どこが木で、どこが煉瓦か分かりにくい。写真では、濃い赤色部分が木で、明るい赤色部分は煉瓦。
塔身は中央に部屋があり、周りを回廊が取り囲む。写真のように、内部は木造建築を模しているが、ほとんど煉瓦で出来ている。
3階部分。この階だけなぜか煉瓦がむき出しだったが、塔身がほとんど煉瓦で出来ているのがよく分かる。
ただ、ほんの少しだけ木も使われている。写真では大斗は煉瓦だが、前方に突き出る肘木と、その上に乗る斗、その上の横材だけが木だった。
最上層の9層から南方を眺める。生憎の雨だが涼しげな風が吹き、気持ち良かった。蘇州の街並みの色は「白」。それにしても高い。
9層部分の組物。4手先で、肘木先端は牛の舌のように伸びる。組物と垂木は木である。
9層は落書きだらけ。
9層でデジカメの電池交換をしていると、2人の男女の中国人学生が声をかけてきた。彼らは蘇州の大学生で、出身は山東省らしい。蘇州や杭州は外国人も多い街なので、以前の訪問地より外国人慣れしているように感じた。ただし、日本人はほとんどいないけど。
因みに、この塔の階段は全部木で作られていた。
北寺塔、1153年建立
塔は8角9層で、高さ76m。非常に巨大だ。塔は6世紀前半に創建されたと伝えられるが、現在の塔は北宋時代(1153年)の建立。その後も度々補修を受けている。塔身が煉瓦、庇と欄干が木で造られた、典型的な「木磚混合塔」である(磚は本当は土偏だが、それだと韓国側に表記されない)。
塔はあくまで寺の一部。時間が惜しかったので、寺の中心部は覗いただけで、報恩寺を後にした。
蘇州は生憎の天気。雨が降ったり止んだり。写真は早朝の蘇州市を北上中。大きな橋を渡っている。電動スクーターが無音で忍び寄って来るので注意が必要。
この川の向こうに「宝帯橋」がある。宝帯橋は雪舟も描いた橋。行きたかったけど、タクシーがなかなか来ないし、行っても橋に入れない可能性もあったので、行かなかった。時間も惜しいし。
報恩寺塔はこの道の一直線上にある。バスに乗って移動。値段は2元。安い!