「へただからこそ」 褒章受章のしりあがり寿さん
しりあがり寿さん
「まさか自分が、と。マンガ界の端っこでこそこそイタズラしてたのが見つかっちゃった、みたいな」。柄ではない、といった風に照れている。
3・11直後、震災をテーマにした作品を集中的に発表した。朝日新聞の夕刊マンガ「地球防衛家のヒトビト」では2011年5月6日付で、がれきの山だけが続く4コマを掲載した。ボランティアとして現地を目の当たりにし、「あれ以外描けなかった」。
「海辺の村」(「月刊コミックビーム」11年5月号)では、原発を捨て、貧しいながらも幸せに暮らす50年後の日本を描いた。「僕は本当はあまのじゃくでシニカルなんだけど」。現実にない「希望」をあえて描ききった。
世の中への鋭い視線を、「へたうま」と自認する独特のゆるいタッチでくるむ。「見過ごされがちなたわいもないものをすくい取りたい。へただからこそ、表現できるものがあると思ってます」(板垣麻衣子)
これは
驚いた<;`∀´>
