『「千の風になって」を追悼曲にしました。日本に支払うぶんの著作権料も寄付してもらう』
イム・ヒョンジュの歌、セウォル号追悼曲の「資格ない」…イム・ヒョンジュ「日本の作曲家に支払われる著作権料は寄付してもらう」
ポップオペラ歌手イム・ヒョンジュが、最近セウォル号の追悼曲として公開した「千の風になって」が音源サイトなどで注目を集めている。イム・ヒョンジュはこの曲の収益金を寄付するという意向を明らかにした。
しかし一部では、この歌がセウォル号の追悼曲としてふさわしくないとの主張も出ている。作曲家が日本人なので、著作権の収益の一部が日本に行くことになるうえ、過去の他の追悼行事でも追悼曲として使用されたことのある曲だなどという理由からである。
ネチズンの間では「日本産の中古輸入船のせいで多数の犠牲者が出たのに、日本産の中古ヒット曲で追悼をするなんて、理屈に合わない」という主張もでている。またポータルサイトでは、この歌の作詞はイム・ヒョンジュとして紹介されているが、実際には英米圏で広く知られているイギリス人兵士の詩であったことが分かった。
ある音楽著作権の専門家は28日、「イム・ヒョンジュが追悼曲として出した歌は、日本のTV芸能番組で紹介された後、大ヒットした曲の翻案曲だ」と述べた。この追悼曲の原曲は「千の風になって」という曲だ。イム・ヒョンジュは26日、SNSに、「デビューして16年ではじめて、5つの音源サイトでリアルタイム総合チャート1位を席巻した。私には過分で、奇跡のようなことだが、それよりも、遺族の方々に寄付できる音源収益金が増えたということだ」という文を残した。ここで述べた「席巻した」の曲が「千の風になって」であり、遺族とはセウォル号の犠牲・行方不明者を意味する。
この歌は、日本のポップオペラ歌手秋川雅史が歌って、2007年に日本で大ヒットした歌だ。2007年、日本のオリコンチャート上半期シングル販売量1位になった。この歌は、秋川が2006年のNHKの年末芸能プログラム「紅白歌合戦」に出演して歌った後、有名になりはじめた。
この歌の歌詞は、1989年のアイルランド共和国軍の爆弾テロでし亡したイギリス人兵士が家族に残した時、「A Thousand Winds(千の風になって)」が原作だ。英米圏では広く知られている詩だ。2001年の9.11テロで父親を失ったアメリカの少女が、追悼式でこの詩を朗読した。国内ではシン・ヒョンリム詩人が2005年に翻訳して紹介している。
この専門家は、「イム・ヒョンジュはこの歌を韓国語で歌って、自分の2009年のアルバム『マイ・ヒーロー』に収録した。また、「2012年の『ダイ・アナザー・ヒストリー』というアルバムでは、英語の歌詞を付けた」と話した。イム・ヒョンジュの所属事務所であるデジエンコムは、去る25日、「5月1日イム・ヒョンジュの『千の風になって』の韓国語バージョンを、セウォル号沈没事故トリビュート曲として再発売する」「イム・ヒョンジュの『千の風になって』」は、日本の作曲家である『新井満』がメロディを作って、『A Thousand Winds』というタイトルの詩を歌詞に付けた」と紹介した。
問題は、「千の風になって」の歌詞が翻案したものであるにもかかわらず、ポータルサイトには、作詞家がイム・ヒョンジュとなっているということだ。音楽著作権協会に確認した結果、この曲はポータルサイトとは異なり、作詞家が不詳として登録されていた。これに対してイム・ヒョンジュは28日、「ポータルサイトで作詞が僕になっているなら、間違いがあったものと見られる」とし「2009年のアルバム発売当時にも、この歌作詞作者不詳『A Thousand Winds』とアルバムブックレットに記録されてている」と明らかにした。
音源サイトで流通された音源は、音源サイトについて著作権者が4対6で収益を共有する。この音楽著作権の専門家は「日本の歌の翻案曲だと見ると、音源収益金が、日本の原曲の作曲家である新井満にいくらか渡っていく」と明らかにした。彼は「音源のストリーミングの部分が私たちの収入としてもらえるため、額は大きくない」とし「寄付すると広報するには少ない額だ」と述べた。最近スマートフォンが普及して、音源消費はダウンロードでのストリーミングサービスに移っている。ストリーミングサービスの場合、1曲あたり3.6円の著作権料である。100万回のストリーミングサービスがあっても、著作権料は360万ウォンに過ぎない。
この専門家はまた、「音源サイトとは異なり、放送の著作権については、韓国と日本が特異な形態の契約を結んでいるので、日本の歌を韓国で改詞して歌っても、韓国に入る作詞の著作権は0%だ」とし「今放送で使てうのロイヤリティも、日本に100%送られる」と述べた。現在この曲は、セウォル号の追悼曲として知られていて、各放送局を通じて「セウォル号に関連するプログラム」によく登場している。
これに対してイム・ヒョンジュは「製作社であるデジエンコム側が44%、歌手が6%と設定されているダウンロード著作権料を寄付する予定だ」と明らかにした。また、「作曲者である新井満に行くロイヤリティ10%も、彼の著作を代行するフジパシフィックコリア代表から、寄付の約束を受けた」と話した。しかし「寄付の約定書を貰うことができるのか?」という要求には、「そのようなことまでしなければならないかどうか、分からない」と話した。
音楽著作権の専門家はまた、「先に他の追悼行事で追悼曲として使ったこの曲を、再びセウォル号追悼・トリビュート曲として使うのも不適切である」と主張した。実際イ・ヒョンジュ側は、以前この歌を追慕曲として広報したことがある。イム・ヒョンジュは去る1月、新東亜とのインタビュー「新聞を15読む『活字中毒』…新東亜政治の記事は『大ファン』」という記事で、「2009年にノ・ムヒョン前大統領を追悼する曲として『千の風になって』を歌った」と明らかにした。別のインタビューでは、「2009年2月にキム・スファン枢機卿に当時追悼曲として献呈した」と言ったこともある。
イム・ヒョンジュは同じ曲が複数回追悼曲として使われることについて「追悼曲は人の心を動せば良いと思っている」と述べた。
韓国人はどこまで卑しいんだ。寄付は要求するものではない、そんなことなら日本の曲など使うな!!