沈没前、過積載記録改ざん 乗員と運航会社が電話
2014.5.2 01:03
旅客船セウォル号沈没事故の行方不明者の家族を慰める警察官=4月30日、韓国・珍島(ロイター)
韓国の旅客船セウォル号沈没事故で、韓国SBSテレビなどは1日、船がバランスを崩し沈没する直前に、乗員と運航会社の清海鎮海運の社員が電話で連絡を取り、過積載状態だったとみられる貨物の記録を改ざん、重量を軽く見せ掛ける工作をしていたことが合同捜査本部の調べで分かったと報じた。
捜査本部は、船が過積載だった上に荷物が固定されていなかったことが、船体がバランスを崩した原因とみている。
船では過積載運航が常態化し、乗員が危険だと度々警告したのに会社が黙サツしてきた疑いも強まっている。捜査本部は4月30日に拘束した同社物流担当幹部の男ら2人がこうした運航や記録の改ざんを指示したとみて追及、1日夜に業務上過失致シ容疑などで逮捕状を請求した。