ストークス氏はニューヨーク・タイムズやフィナンシャル・タイムズの東京支局長を務めた在日50年のベテラン英国人記者。同氏は今週ユーチューブに投稿された動画のインタビューで、日本でベストセラーとなったこの著書の内容を「全面的に把握」していると述べた。
この著書(英語のタイトルは「Falsehoods of the Allied Nations’ Victorious View of History as Seen by a British Journalist」と訳されている)は2013年末に出版されて以来10万部を売り上げており、中国や韓国との緊張が高まるなか、日本におけるナショ ナリズム的な色彩の強い書籍のミニブームに乗って人気を集めている。
ストークス氏は日本語での執筆能力に限界があるため、1人の翻訳者と協力して執筆した。共同通信によると、この翻訳者がストークス氏が自称「中道右派」の政治的見解を語った170時間のインタビューをもとに編集されている。
ストークス氏は動画で「私は、日本軍によるいわゆる南京虐殺は起こらなかったと言っているのだ」とし、「これについて私は強い主張を持っている。この件について誰からも嘘つき呼ばわりされたくない。この内容については自分の存在をかけている」と述べた。
南京で1937年に起きた出来事についてストークス氏は「あちこちで散発的に起きた暴力行為」であり、「虐殺」というより「事件」と呼ばれるべきだ と指摘した。パーキンソン病を患うストークス氏は6分のインタビューの間、椅子に前屈みに座り、カメラを直視せず、下を向いていた。言葉はゆっくりだが明 快だった。
この本をめぐる議論は、共同通信が今月、日本語に不自由なストークス氏が自分の本に書かれていることを認識していなかったと報じたことで注目を浴び た。共同との一連の取材で、ストークス氏は、中国政府が南京虐殺をでっち上げたというこの本の結論に「ショックを受け震え上がった」と述べ、そうした主張 は「紛れもなく右翼のプロパガンダだ」と語った。共同通信はストークス氏がこの翻訳者に内容の訂正を要求したと報じた。
しかし、ストークス氏はその直後、著書の出版社である祥伝社を通じて声明を発表し、共同の報道を否定。「いわゆる南京虐殺は起こらなかった」という一節を含め、本の内容を支持すると明言した。
本の編集にあたった祥伝社の角田勉氏は、ストークス氏とは何年もの知己で、ストークス氏の戦争問題に対する見方は「一貫している」と述べた。角田氏 によると、そうした見解が本に記され、共同の記事が出た後に、著者自身によってコメントや動画を通じて表明されていると指摘した。
動画のインタビューは、産経新聞の元記者が運営している日本報道検証機構によって行われた。
ストークス氏の否定に対して、共同通信は声明で「当社の記事が正確であると確信」しているとし、ストークス氏と著書の翻訳者である藤田裕行氏のインタビューの録音記録を持っていると述べた。
あるフリーランスの女性記者が書いた記事も、この本をめぐる疑問を高めている。ストークス氏の著書の英語版に向け、インタービューの会話録を作成す る仕事をしていたこの記者は、藤田氏が自分の見解に合わせるためインタビューを操作していると感じたため、その仕事から身を退いたという。
このフリーランス記者であるアンジェラ久保氏は藤田氏に書簡を送り、「インタビューの収録内容の一部についてますます不快になった。ストークス氏は言ってもいないことを言ったと言われているようで、このインタビューは彼の本当の意見や考えを反映していない」と述べた。
翻訳者がインタビューを操作したとの久保氏の主張について、角田氏は久保氏が自分が辞める前に、ストークス氏のインタビュー記録の「わずか一部」を聞いただけだと指摘。それだけではストークス氏の発言の意図を完全に反映しているか判断をするのに十分でないと述べた。
共同に記事の訂正を求めるかの問いに、ストークス氏は「私と同じ会社に勤めていない人たちの訂正を求めるのには、かなり気が乗らない」と答えた。
ストークス氏は、WSJとの個別の取材の要請には応じなかった。
原文(英語):Veteran Japan Scribe Defends Denial of Nanjing Massacrehttp://www.kjclub.com/jp/exchange/theme/list.php?tname=exc_board_66
共同は完全に捏造じゃん、中国の機関紙レベルだなw