
兵神機械工業が開発した「船舶用植物工場ユニット」。LEDを使った水耕栽培システムで「観葉植物」として乗員の癒やしにもなる(東京ビッグサイトで)
海自横須賀基地で4月に行われた「カレーNO1グランプリ」で、優勝したのは潜水艦部隊だった。出港中は潜航の続く毎日で、乗員の楽しみといえば何と言っても食事だけに、料理の味で水上部隊を抑えて見事優勝したのも理解できる。
船乗りにとって長い航海で欠乏するのが生鮮野菜や果物だ。冷凍保存できる肉や魚と違って緑黄色野菜は長持ちしない。そこで吉報とも言えるのが潜水艦内でも生野菜を栽培できる「植物工場」。
船乗りが注目するこの「船舶用植物工場ユニット」を開発したのは舶用ポンプ機器メーカーの兵神機械工業(本社・兵庫県播磨町)。展示会「シージャパン2014」で試作品が発表され、「長い航海中の乗員の癒やしにもなる」と海自隊員の関心も集めた。