(朝鮮日報日本語版) 【萬物相】「着る」ロボット
朝鮮日報日本語版 7月20日(日)7時3分配信
先月始まったサッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会でのこと。開会式の終わりごろ、7万人余りの観衆の視線が、グラウンドに立つ若者に集まっ
た。ロボット装置を多数身に着けたジュリアーノ・ピントという青年が、足を前に振り出して公認球「ブラズーカ」に触れた。ボールは2メートルほど転がり、
青年は喜びの声を上げた。下半身不随で一歩も歩けなかった彼がキックオフに成功したのは「ウエアラブル(着用可能)ロボット」のおかげだ。体を支える骨格
が昆虫のように外側にあるため「エクソスケルトン(外骨格)ロボット」ともいう。
ウエアラブルロボットは、もともとは軍用に開発された。重い装備を運んだり、重さが数十キロある背嚢(はいのう)を背負って行軍したりするときの、兵士
の苦痛を軽減するためだった。もちろん、戦闘力も大いに高まる。F35ステルス戦闘機を開発したロッキード・マーチン社は、2009年から「ハルク」とい
うウエアラブルロボットを開発している。ハルクは、90キロの背嚢をかついで、時速16キロで走ることができる。
「着る潜水艇」のようなロボットもある。2012年にカナダで開発された「エクソスーツ」を着用すると、ダイバーは水深300メートルの水中に最大50
時間滞在できる。船とつながったケーブルで動力と酸素の供給を受け、海の上と同じ1気圧を維持する。エクソスーツを150万ドル(約1億5300万円)で
購入した米国の企業は、エーゲ海で財宝を積んだ船を探すのにエクソスーツを活用する計画だ。旅客船セウォル号の沈没現場で、速い潮流・高い水圧と2カ月以
上戦い続けている韓国のダイバーたちにエクソスーツがあったなら、どうなっていただろうか。
韓国も、遅ればせながらウエアラブルロボットの開発に乗り出した。防衛事業庁と国防科学研究所が「下肢筋力増強ロボット」を作っている。まだ、重さ数キ
ロのものを持ち上げる程度だという。ウエアラブルロボットは、医療用や産業用としても注目されている。日本のロボットメーカー「サイバーダイン」が貸し出
しを行っている「HAL」は、筋力を必要とする救助隊員や、患者を頻繁に移動させなければならない医療・介護関係者に人気がある。またイスラエルも、障害
者用のウエアラブルロボットを開発中だ。
映画「アバター」や、少し前に公開された映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」では、ウエアラブルロボットが機関砲を撃ち、戦闘を繰り広げる。「ア
イアンマン」を思い浮かべれば、ウエアラブルロボットがどこまで発展できるか見当がつくだろう。映画のロボットをデザインしたハリウッドの特殊効果会社と
国防総省が手を組み、特殊部隊が使う「戦略攻撃用戦闘スーツ」を開発中、という話もある。「アイアンマン・スーツ」は、全身防弾機能を備え、重さ141キ
ロの装備を持って素早く動けるという。スーツを動かす強力なバッテリーの開発など、解決すべき課題は多いが、数年以内に現実になるらしい。映画「ロボコッ
プ」のような戦闘場面が、実戦で登場するかもしれない、ということだ。
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最終更新:7月20日(日)9時28分


↑これはどうなりましたか?うん?(W
HALの初期型が発表された当時、韓国が出してきたのが乳母車見たいのだったな~(画像が見つからない)
