関東大震災:新たな記録映画4本 国立近代美術館
が収蔵
毎日新聞 2014年08月27日 19時39分(最終更新 08月27日 20時32分)
「大正十二年九月一日 帝都大震災大火災 大惨状」の一場面。崩壊した内外ビル=東京国立近代美術館フィルムセンター提供写真特集へ 関連記事
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東京国立近代美術館フィルムセンター(東京・京橋)は27日、1923年9月1日に起こった関東大震災の新たな記録映画4本を収集したと発表した。震災の記録映画は同じ映像を使い回していることが多いが、今回の4本には同センター所蔵作品にはなかった惨状の映像も記録されている。
震災の記録映画は発生直後から、文部省や新聞社、映画会社が製作し、義援金集めや映画館での興行として全国で上映した。この過程で、映像を使い回したり編集し直したりした多くの映画が作られたという。同センターにはこれまで8本の震災記録映画が収蔵されていた。今回収集したのは「大正十二年九月一日 帝都大震災大火災 大惨状」など4本。東京・千束八幡神社や京都大の書庫などで見つかり、同センターに寄贈された。
新たに確認された映像には、東京・丸の内で建設中に崩落し300人が犠牲になった内外ビル▽現在の飯田橋駅近くにあった牛込駅▽東北帝大による野外救護所の救援活動▽見せるべきではないとの国の通達以後は削除された遺体の映像ーなどが含まれる。
同センターは「フィルムの保存状態もよく、不明な点が多い震災記録映画の全貌研究に有意義だ」と話している。
同センターはこのほか、日露戦争の記録映画も新収集。9月27日から、「発掘された映画たち2014」と題し、同センターで特集上映する。【勝田友巳】
http://mainichi.jp/select/news/20140828k0000m040048000c.html