
オーストラリア・ニュージーランド合同軍団(ANZAC)発足100周年にあたる今日、当時の出港風景を再現した記念式典が催された。ANZACは1914年11月1日、第一次世界大戦でドイツと戦う英仏海軍を支援するため、オーストラリア南西部の都市アルバニーを出港した。
今回の記念式典には、旧日本海軍の艦艇「伊吹」がANZAC艦隊をオーストラリアからエジプトまで護衛していたことから、海上自衛隊の護衛艦「きりさめ」が招待され、参加した。航行終了後、オーストラリアのジョンストン国防相らが「きりさめ」を視察し、日本側に感謝の言葉を述べた。
行事には、オーストラリアのアボット首相やニュージーランドのキー首相らが出席し、先の大戦で亡くなった兵士達を追悼した。アボット首相は英仏など関係諸国について言及し、日本に関しては、「初めは仲間だったが、やがて敵となった。しかし、今は『親友』だ」と表現した。
オーストラリアは労働党政権時代、中国との友好関係を重視してきた。しかし、アジア太平洋地域における中国の軍事的挑発行動などを問題視する自由党が政権を奪還し、日本との友好関係を再構築しようという動きが活発化している。
日本とオーストラリアは、新たな軍用潜水艦について、アメリカも交えた3か国共同開発とする方向で検討を進めている。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141101/k10015883091000.html