ロシア人が見た150年前の朝鮮人
『ロシア人朝鮮をぶらつく』ゴンチャロフ

ゴンチャロフ(Ivan Alexandrovich Goncharov, 1812~1891)はロシアの作家で、1852~55年にアフリカ・ジャワ・シンガポール・香港・小笠原・日本・フィリピン・朝鮮を経てシベリアに到った。
本書(Фреzам <Паллаба>. Оуерки лутеств в лвуx томаx)は1858年に出版された。韓国学術情報㈱『ロシア人、朝鮮を歩く』で訳出されているのは、1854年4月の巨文島到着から5月の永興湾探査までだ。
本文
朝鮮人の態度や客のもてなし方は、同じ中国文明に属す日本人や琉球人に比べて粗雑である。
この石垣を積む方法と来たら、琉球人たちとどうしてこんなに違うのか! 琉球人が纎細で忍耐強く秩序整然としていて技藝がある反面、ここの人々は怠け者で粗悪で無能力だ。朝鮮人が「努力」を嫌うことは明らかである。
あらゆるものがあからさまで、見るからにみすぼらしく悲惨だった。したがって、住民がわれわれに食糧を供給できなかったのは当然である。なぜなら、彼らは自分が飢死しない程度の食糧しか持っていないからである。
彼らは日本人と違って優しくもなく、洗練されてもおらず、お世辞も言わず、中国人のように理解が早くもない。