韓国仏教、頑固な民族主義でグローバル化を逃した
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玄覚(ヒョンガク)僧侶
ハーバード大出身の「青い目の修行者」玄覚(ヒョンガク)僧侶が韓国仏教に対する失望感を表し、波紋が広がっている。自己を求めて異郷に来た外国人修
行者に門戸を閉める曹渓宗(チョゲチョン)の閉鎖性が俎上に載せられている。この際、革新が必要だという自省の声も出ている。
ギリシャに滞在中である玄覚僧侶は先月27日、フェイスブックにソウル大を離れる外国人教授の記事をリンクし、「過去2、3年間に 7-9人の外国人僧侶が還俗した。私も最近は私の欧州の弟子に曹渓宗出家生活を絶対に進めることができない。駐韓外国人僧侶はただの曹渓宗のデコレーショ ン(装飾品)」というコメントを載せた。
韓国仏教の祈福性も批判した。韓国仏教を海外に知らせるのに率先した師匠の崇山(スンサン)僧侶(1927-2004)が作った「革 命的な華渓寺(ファゲサ)国際禅院を解体し…開かれたその場を祈福宗教にした。『祈福=$(お金)』。本当に悲しいことだ」とし「8月中旬が韓国に対する 最後の公式訪問になるだろう」と伝えた。
波紋は大きかった。「玄覚僧侶が窮屈な現実の中でこのように苦痛を受けているとは知らなかった…包容よりも保守的な立場を守る(韓 国)仏教界の現実が残念だ」「韓国曹渓宗は閉鎖的なところだ」などと玄覚僧侶の立場を擁護する書き込みが相次いだ。「僧侶の心情に完全に共感する」という ある僧侶のコメントもあった。世論が集中したことで31日現在、元の掲示文は削除された状態だ。
玄覚僧侶は昨年4月の中央日報のインタビューでも「外国人行者が韓国語能力試験(TOPIK)1級を取得してこそ僧侶になることがで きるなど、非現実的な制度が出家の夢を阻んでいる」とし「曹渓宗は井の中の蛙だ」と激しい心境を吐露した。曹渓宗は、外国人も僧侶になれば仏教儀式を執行 しなければならないため韓国語を理解できなければならず、外国人に有利な試験条件を作れば公平性に問題が生じる、という立場を示してきた。
しかし外国人出家者のうち相当数が米国・欧州・アジアなどの大学ですでに4年以上も教育を受けたエリートであり、英語のほかにもスペ イン語・フランス語など第2・第3外国語に堪能なケースが多く、曹渓宗が目指す「韓国仏教のグローバル化」のための人的資産を逃しているという指摘が出て いる。玄覚僧侶は当時のインタビューで「師匠の崇山僧侶は寺の文化より『個人の話頭』を重要視した。師匠が懐かしい」と言って涙ぐんだりもした。
信行団体「正しい仏教在家会」常任代表のウ・ヒジォン教授(ソウル大教授仏教信者会会長)は「最近まで玄覚僧侶とメールをやり取りし た。ほとんどの共感する」とし「2年前、仏教界の代表的な禅僧の松潭(ソンダム)僧侶(仁川龍華禅院)が曹渓宗を離れた。玄覚僧侶は韓国現代仏教の国際化 の象徴的な存在だ。根本的な変化が必要だ」と述べた。
曹渓宗側は言葉を控えている。チョン・ユタク曹渓宗広報チーム長は31日、「玄覚僧侶が個人のフェイスブックに載せたコメントだ。公 式的にに宗団とそのような部分があるわけではなく、まだこの件に対して我々の意見はない」と明らかにした。「外国人行者と関連する部分も僧侶教育を担当す る教育院と話をしているが、まだ特別な立場はない」と付け加えた。
一方、玄覚僧侶は31日、中央日報に英語のメールを送り、「私は曹渓宗や韓国仏教を離 れると話したことはない」とし「(自分の)言葉のニュアンスが完全に誤解された」と伝えた。自分が掲示文を書いたのは「現在の宗団の状態に対してすでにか なり以前になされるべきだった討論を刺激」し、今後「韓国での教育」の代わりに「西洋での瞑想に大きな関心を集中するということを知らせようと思った」と 明らかにした。
曹渓宗と韓国仏教に対する苦言は変わらなかった。玄覚僧侶は「私の師匠は韓国で西洋修行者の役割が曹渓宗団を改革して現代化する対話志向的な文化をもたらすと熱情的に信じていた」とし「曹渓宗の教育は達磨の教えと技術に対する独特で貴重な器」と書いた。
しかし「不幸にも政治と極端に頑固な民族主義のために現在の曹渓宗の方向はその技術を世界に伝える貴重な機会を逃している」と批判し た。また「韓国の僧侶と在家信者はこの改革を自ら成し遂げる必要があり、順応の文化がこれを実行するのを防いでいる」とし「過度な順応 (hyper-conformity)は韓国僧侶の独特の疾病」と表現した。
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