韓国メディアが「天皇陛下」を「日王」と呼ぶのは彼らの自由であり、それを「失礼だ、無礼だ」と非難するのは間違いである。
産経新聞は「韓国メディアは天皇陛下を『日王』と呼ぶ非礼をいつまで続けるつもりか? 」 と題するコラムの中で「天皇陛下」を「日王」と呼ぶ東亜日報などの韓国メディアを非難し、「(韓国メディアは)天皇を勝手に日王などと呼んでいる。国際的非礼以外の何ものでもない」 と結論づけている。
私は、このコラムの低質さに呆然とした。このコラムを執筆した黒田勝弘記者は長年、ソウルに駐在している知韓派なのに、どうして、このような愚劣な意見を述べたのか不思議でならない。
確かに、もし仮に韓国の国家機関、たとえば青瓦台や大統領報道官、外交部長官などが天皇を日王と呼んだとしたならば、外交的な礼儀を欠き、非難に価する行為になるだろう。しかし、私が知る限り、韓国の国家機関が公式の場で「日王」という言葉を使用したことはない。
金大中政権時代に韓国メディアが大統領報道官に「政府はどうして、日王ではなく、天皇という呼称を使用するのか」と質問したことがあった。報道官は、その質問に対して「日本側が公式に天皇という呼称を使用しているので、それを尊重するのが外交的な礼儀であるからだ」と回答したことを私は憶えている。
韓国政府がたとえ反日的であるとしても、「天皇に対する呼称問題」について最低限の外交的礼儀を尽くしているのだから、私は、それ以上を求めない。
韓国メディアや韓国人が天皇陛下を「日王」と呼んでいるとしても、それは彼らの自由だろう。なぜ、民間企業や民間人が「国際的非礼」とやらに束縛されなければならないのか。
韓国というのは日本に対する嫌悪感の強い国なのだから、韓国の一般国民や韓国メディアが「天皇陛下」を「日王」と呼んでいるとしても、今さら、特に何の感想も抱かないし、失礼だ、無礼だ、国際的非礼だとも思わない。もともと、韓国はそういう民度の低い国だろうというのが、古くからの嫌韓派である私の率直な意見である。
産経新聞は、韓国に対する知識が不足している若い嫌韓派に媚びて、「韓国は、こんなに反日的な国だ」と扇動しているようにしか見えない。産経新聞は「保守派」「右派」を自称するが、古くからの嫌韓派である私から見ると、若い無知な嫌韓派に媚びる単なる低俗なyellow paperに過ぎない。
[該当記事]
【黒田勝弘の緯度経度】韓国メディアは天皇陛下を「日王」と呼ぶ非礼をいつまで続けるつもりか? 「日王は朝日の愛読者」との報道も
http://www.sankei.com/world/news/160806/wor1608060037-n1.html
http://www.sankei.com/world/news/160806/wor1608060037-n2.html
http://www.sankei.com/world/news/160806/wor1608060037-n3.html