853億ウォンの血税が投入された仁川(インチョン)月尾銀河レールの車両10台が、たった1回の正式運行もせずに、今月中に全て撤去される。

2010年6月に完工された月尾銀河レールは、手抜き工事のせいに試験運行の過程で事故が続出、6年間開通が遅れており、この為に巨額の血税を飲み込んだ公共事業の代表例として挙げられてきた。
車両の撤去作業は、仁川交通公社から施設物処分の権限を確保した民間特殊目的法人、仁川モノレール(株)が担当する。

現在月尾公園駅の線路にいる車を地上10mの下、トレーラーに降り立った後、忠清北道曾坪(チュンピョン)車両製造基地に移す。計10台(2両5編成)のうち1台は7月11日、すでに移され、残りの9代は今月中にすべて搬出される予定だ。
仁川交通公社は車両の処理策をめぐり苦心したあげく、結局、廃棄処分の方向に方針を固めた。
公園や遊休スペースに車両を展示する案も検討したが、展示価値が落ち、管理費だけを潰しかねないという指摘が優勢で、廃棄処分することにした。

車両基地に移された車両は、鉄製の部品は、屑鉄として売却して、繊維強化プラスチック(FRP)素材は廃棄物処理法に従い処分する予定だ。
結局、88億ウォンにのぼる車両購入予算は虚空に消えることになった。