韓国とチャイニーズ・タイペイの両エースが激突=WBC1次ラウンド見どころ
ワールドベースボールクラシック(WBC)1次ラウンド・A組の第1試合の勝者・日本への挑戦権をかけた戦いが、6日に行われる第2試合・韓国vs.チャイニーズ・タイペイだ。
今大会で、日本の最大のライバルと目される韓国。チャイニーズ・タイペイ戦の先発には柳賢振を持ってきた。柳賢振は金廣鉉と並ぶ韓国代表¥のエース左腕で、恵まれた体格から繰り出す速球とチェンジアップ、カーブを軸に、まとまりのあるピッチングを見せる21歳だ。大会前の強化試合では登板がなく、実戦感覚が心配されるが、5日に行われた練習で「ハワイ合宿の練習試合で、3試合投げたから心配ない」と話し、自信をのぞかせた。また、70球の球数制限を考慮し「目標は三振よりも打たせてとって5イニング投げること」と意気込みを語った。
一方のチャイニーズタイペイも、代表¥チームのエース格・李振昌に先発マウンドを託した。李振昌はスリークォーター気味のフォームから投げ込む速球とスライダーが武器。昨年9月にインディアンスと契約した22歳だ。
この2人には、昨年の北京五輪でキューバ戦に先発したという共通点がある。柳賢振は決勝戦でキューバと対し、8回1/3を2失点。李振昌は6回2/3を投げ1失点と、いずれも強豪相手に好投を見せている。両チームのどちらが先に、先発投手を打ち崩せるかが、ゲームのポイントとなるだろう。
この1戦、日本では韓国が有利との見方が大半だが、前回大会では韓国が2−0で辛勝。北京五輪では韓国が初回に7点を挙げるも、中盤、チャイニーズタイペイが同点に追いつき、結果は9−8の1点差で韓国の勝利と、韓国有利とも言い切れない。
日本との対戦を目指すこの両チームは、実力が伯仲しており、WBC東京ラウンドでも屈指の好ゲームが期待できるだろう。