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大作映画の音楽は日本の作曲家に依頼…中国

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変わりつつある中国の映画の中の日本のイメージ

2009年の春節(旧正月)前後に封切られた『レッドクリフ』『葉問』『非誠勿擾』などの正月映画はいずれも好評で、競い合って興行記録を更新している。これらの作品には、「日本」という文字があるわけではないが、日本の要素が随所に見られ、観客の五感にぐっと入り込んでくる。これは単純な意味での文化移入ではなく、日本の文化が中国人の生活の中に自然と入り込んできていることの現われだと言えよう。

葉偉信(ウィルソ¥ン・イップ)監督は『かちこみ! ドラゴン・タイガー・ゲート』に続き、新作の『葉問』でも日本の作曲家・川井憲次に音楽を依頼した。川井憲次はこのほか、「セブンソ¥ード」の音楽も手掛けている。『葉問』のサントラ盤は音楽学校の教材にもなっているが、シンセサイザーが鮮明な情景を織り成し、中国の民族楽器がそれに彩りを添え、さらに鼓楽が加わって、厳密で正確な世界観が作り出されている。
中国を題材とした映画やテレビ番組に楽曲を提供している日本の作曲家は、川井憲次だけではない。1980年には喜多郎がNHKの大型ドキュメンタリー番組『シルクロード』の音楽を担当し、西洋の管弦楽と中国の民族楽器を見事に融合させた。梅林茂も『花様年華』『LOVER』『SPIRIT』『たまゆらの女』などの音楽を手掛け、大きな成功を収めた。


呉宇森(ジョン・ウー)監督の歴史大作『レッドクリフ』と日本の関係でもっとも重要なのは、諸葛亮を演じた金城武や甘寧を演じた中村獅童、共同プロデューサーの松浦勝人ではなく、岩代太郎が音楽を担当したことである。
テレビドラマや映画、アニメ、舞台など幅広い分野の音楽を手掛ける岩代太郎は、『レッドクリフ』ではオーケストラを取り入れ、シンセサイザーや金管楽器、笛も用いて、最終的には日本のNHK交響楽団が演奏した。諸葛亮が周瑜との面会を望んで待ち続けるシーンでは、もの寂しい音楽が流れ、英雄たちの面会に重々しく神秘的な雰囲気を作り上げた。小喬と周瑜が戦に出る前夜に雨の中を佇むシーンでは、ぽたぽたという雨音を伴わせて、清らかで美しい情景を作り出した。『Part I』の『RED CLIFF〜心・戦〜』と『Part II』の『久遠の河』はどちらもスケールの大きい主題歌である。『レッドクリフ』の音楽について、「日本的過ぎる」とあまり好まない人もいるが、「この映画の唯一の見所は岩代太郎の音楽だ」と絶賛する人もいる。

中国にも、徐沛東や譚盾(タン・ドゥン)などといった映画音楽の巨匠がいるため、「どうして中国テイストの映画を日本人に担当させるのか」などといった声も多いが、譚盾が担当した『グリーン・デスティニー』や『HERO』の音楽は恨み悲しみの度合いが強すぎて壮大さに欠け、『レッドクリフ』の音楽にには及ばないように思う。
日本は中国よりも早くから西洋音楽を学び、西洋音楽と東洋音楽の融合を重視してきた。映画音楽においては、旋律と画面を見事に結び付け、完璧なまでに融合させている。これに対して中国の作曲家たちは、その後を追うのに必死だ。
中国語圏の映画監督たちは、日本の作曲家は中国の作曲家より中国の伝統文化の音楽の精髄をよく理解し、もの悲しく洒脱な東洋の情緒を描き出すことができると考えている。そのため、大作の音楽はほとんど日本の作曲家に依頼する。これは単純に、市場化と自由化によってもたらされた結果ではないのだ。

正月映画の『非誠勿擾』はもっとあからさまだ。日本で1960年に発表¥された流行歌『知床旅情』を劇中に直接用いて、その美しい旋律によって中国式ロマンスに異国情緒を加えている。この作品に取り入れられている日本の要素は音楽だけではない。葛優(グォ・ヨウ)は舒淇(スー・チー)を笑わそうと、大きな眼鏡をかけ、立派な鼻と二本の髭をつけるという日本式のジョークをとばす。また、美しく静かな北海道の景色もふんだんに盛り込まれている。果てしなく続く北海道の道路を車で走るシーンでは、片側には緑色、もう片側には黄金色の美しい平原が広がる。この作品は北海道にとって最高の観光PRとなったことだろう。映画を見た多くの中国人が北海道に興味と好感を抱き、行ってみたいと考えているからだ。

これらの中国の映画における日本のイメージは、従来のように悪くねじ曲げられたものではない。監督本人や香港・台湾の地域文化は歴史責任についてあまり意識しておらず、作品づくりを愛国宣伝の場にしようとは考えていない。彼らは日本製品や日本文化を排斥することはなく、却って、それを心ゆくまで享受し、それに浸っている。『葉問』には一部、抗日の痕跡が見られるが、それでも川井憲次を大胆に起用している。これは愛国の問題ではなく、芸術のしからしめるところである。
「チャイナネット」2009年2月17日

http://japanese.china.org.cn/geino/2009-02/17/content_17290023.htm

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대작 영화의 음악은 일본의 작곡가에게 의뢰…중국

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