はて? 韓国に対しても「アメリカを試すな」言ってたよね?w
2017/04/18 09:38
【社説】「トランプ大統領を試すな」と明言した米副大統領の警告
韓国を訪問中のペンス米副大統領は17日「ここ2週間、シリアとアフガニスタンでわれわれが行った行動により、世界がトランプ大統領の力と決意を目の当たりにした」「北朝鮮はトランプ大統領の決意を試さない方がいいだろう」などと述べた。ペンス氏はこの日、韓国の黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行首相との会談後に行われた共同記者会見で「われわれは韓半島(朝鮮半島)非核化が平和的に解決されることを願う」とする一方で「軍事的な解決策も排除していない」「(過去20年にわたる)戦略的忍耐の時代は終わった」などとも明言した。また韓国が米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の配備を進めることに中国が報復措置を行っていることについてペンス氏は「韓国が自国を守るために適切な措置を行うことに対抗し、中国が経済面で報復を行っていることを米国は懸念している」とも述べた。その上でペンス氏は「防衛措置を必要にしている北朝鮮の脅威を中国は管理すべきだ」と指摘したが、これは「もし中国が北朝鮮に対応できないのであれば、米国と同盟国がやる」と述べたトランプ大統領の言葉を思い起こさせるものだ。
この日のペンス氏の会見は、米国による対北朝鮮政策の方向性を明確に示すものでもあった。それは、北朝鮮が新たな挑発行為に乗り出せば、それに伴って必ず懲罰的な措置が伴うこと、また中国が北朝鮮を制御できなければ米国が直接やること、さらに中国によるTHAAD報復も中断すべきということだ。一方の黄氏は会見で中国の役割を強調し「北朝鮮が新たな挑発を行った場合、(韓米両国は中国と協力し)厳しい懲罰的な措置を取ることにした」と述べた。具体的には北朝鮮向けパイプラインのストップ、中国政府による北朝鮮向け金融取引の中止、北朝鮮住民に対する奴隷労働の禁止などが考えられるだろう。過去にも制裁と圧力のレベルが高まったかと思えば、それが後にうやむやになるパターンが繰り返されてきたが、今回こそそのようなことはあってはならず、北朝鮮政権に対して「核とミサイル」か「政権の存続」のどちらかを選択させなければならない。中国が動かず米国が動くことは中国も望んではいないはずだ。
4月25日は朝鮮人民軍の創設記念日だ。北朝鮮は現在、トランプ大統領への対応、さらにはかつてとは態度が変わった中国への対応について必死で検討を行っているはずだ。米国の出方をうかがうためのミサイル発射もすでに行った。もし北朝鮮が6回目の核実験あるいは大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射について検討しているのであれば、「トランプ大統領を試すな」と警告したペンス氏の言葉を思い起こさねばならない。
一方でこの重大な時期に韓国では政治面での不確実性が一層高まりつつある。各政党も大統領候補者たちも現状について国民に警戒を呼び掛けると同時に、無用な不安を高めず国民の思いと力を結集できるようなリーダーシップを発揮してほしいものだ。