
総務省は①食品価格の上昇②(消費)支出の減少③調理食品や外食の増加が関係していると考えていますが、
それをめぐって若干の仮説の紹介をします。
①食品価格の上昇は、普通に物価上昇もあるのですが、もう一つ、消費税増税の影響があると考えられています。

②(消費)支出の減少についてですが、これをもって収入減少と結びつける特定のグループがいましたが、
実のところ、これの主犯は割と明確です。高齢化が進行しているからですね。

これは年次に関係なく相関があると考えられています。
高齢者は消費支出を減らすために、エンゲル係数が上昇するのですね。
③調理食品や外食の増加についてですが、これには高齢化も関係があります。
高齢者が調理済み食材を購入するようになったと言うことですね。

ただ、単に高齢化というだけでなく、プチ贅沢仮説というユニークなものがあります。
近時、積極的に外食でおいしいものを食べようとする傾向があるということですね。
「おいしいものを食べてこその人生なのです」
まあ、これらの総務省の分析が複合的に関連している問題ですね。
最後に興味深い分析をもう一つ提示しておきますよ。
実は、IT革命後情報機器やコンテンツ利用が増大化すると、
強くエンゲル係数を押し下げる効果があるのです。

これは先進国に共通してみられる傾向で、日本の場合、
この押し下げ圧力が需要の一巡で減少して、
エンゲル係数が反転上昇しているという考えですね。
単純にエンゲル係数上昇=貧困化というわけではないのですね。
美食先進国のエンゲル係数が
軒並み高いことは内緒ですw
