安哲秀大統領候補側「政府間の合意を破ってTHAAD費用の再交渉は容認できない」=韓国
韓国「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)大統領候補側は1日、ドナルド・トランプ米大統領の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」費用の韓国負担発言に関連し、「政府間の合意を破ってTHAAD費用を再交渉することは容認できない」と明らかにした。
キム・グンシク中央選対委政策スポークスマンはこの日の論評で「防衛費分担金交渉でTHAAD費用を議論するのも有り得ないこと」としながら、このように主張した。また「北の核威嚇と安保危機からTHAADは必要だ。安保が最優先の国益。THAAD費用を米国が負担するという政府間合意は必ず守られなければならない」と強調した。
続けて「堅固な韓米同盟は相互信頼の中に維持されてきた」とし、「安候補は国家安保と国民安全、国益を最優先にし、国民と共に堂々と対処する」と述べた。
THAAD費用の米負担は合意事項 約定に明記=韓国
【ソウル聯合ニュース】在韓米軍への配備が始まった米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の装備と運用費用について、米国が負担することで韓米両国が合意していたことが28日、分かった。韓国政府の高官によると、THAAD関連費用負担に関する原則は昨年7月、両国の共同実務団が締結した約定に盛り込まれており、韓国国防部の局長級関係者と在韓米軍の企画参謀部長が約定に署名した。
約定には両国は在韓米軍地位協定(SOFA)に基づき、韓国政府は敷地やインフラ施設などを提供し、THAAD装備と運営・維持費用は米国が負担すると明記しているという。
約定は軍事機密文書として管理されている。
トランプ米大統領は27日(現地時間)、ロイター通信とのインタビューで、「韓国がTHAAD費用を支払うことが適切だと韓国側に伝えた」として、「それ(THAAD)は10億ドル(約1100億円)のシステムだ。非常に驚異的だ。ミサイルを上空で迎撃する」と述べた。
トランプ氏の発言を受け、韓国国防部は「韓米はSOFAの規定により『韓国政府は敷地やインフラ施設などを提供し、THAADの展開および運営・維持費用は米国側が負担する』という基本的立場に変わりない」とのコメントを出した。