不正、失速……韓国財閥経済は民主化するのか
BUSINESS INSIDER JAPAN 5/6(土) 12:10配信
誰が大統領になっても
財閥自身も次々に失速し始めている。
2000年まで総資産で韓国トップだった現代グループは後継者問題で窮地に追い込まれた。現代グループの創始者、鄭周永(チョン・ジュヨン)氏の5男の鄭夢憲(チョン・モンホン)氏が後継指名されたことでグループに軋轢が生まれ、次男の鄭夢九(チョン・モング)氏が「王子の乱」とよばれる後継者争いに負け、現代自動車を率いてグループから離脱。6男の鄭夢準(チョン・モンジュン)氏も現代重工を率いて離脱。残された鄭夢憲氏は北朝鮮事業の失敗が、03年2月には5億ドルの対北朝鮮秘密支援が明らかになり、特別検事による捜査が行われる中、自殺してしまった。
その後独立した現代自動車は大宇自動車と合併、世界5位の座を維持してきたが、燃費誇大表示で課徴金や集団訴訟で業績が悪化。16年度には韓国国内で販売台数が激減。17年には「シータ2エンジン」の欠陥が見つかり、韓国国内でリコールに発展している。
韓国で資産規模最大のKB国民銀行はカザフスタンの中期的な投資で1兆ウォン(約1000億円)の損失を計上、韓国最大の海運会社である韓進海運は17年2月17日破産宣告を受けている。
今回トップが刑事告訴されたサムソンは、ギャラクシーノート7の爆発でリコールしなければならない。ロッテも手抜き工事でロッテ建設が窮地に追い込まれ、ロッテマートは中国で1兆ウォン以上の損失を計上している。
ここまで綻びが露わになっても、これまで財閥頼みだった韓国経済にとって、財閥抜きの経済政策を再構築することは不可能だろう。
部品や素材産業を育ててこなかった韓国の産業界は、少なからず日本の部品や素材産業に依存している。そのため日韓通貨スワップ(通貨下落などの緊急時にドルなどを融通しあう日韓間の通貨交換)協定の締結が重要だが、反日運動の高揚でそれが難しくなった。
5月9日に控えている大統領選挙は「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)候補と「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)候補の一騎打ちだとみられている。最大野党「共に民主党」の文氏は朴前大統領を罷免に追い込んだ立役者。「これまでは成長の恩恵が財閥や富裕層だけに向かっていた。
中小企業や国民に均等に配分される成長が『国民成長』だ」と主張し、財閥には極めて厳しい政権となる。
一方、野党第2党「国民の党」の安氏は医師出身。その後、コンピューターウイルス対策ソフトを開発し、ITベンチャーで成功、「韓国のビル・ゲイツ」と呼ばれる。
どちらが当選するにせよ、韓国経済のかじ取りはさらに難しくなると見られている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170506-00010002-binsider-int&p=3
^^ 韓国経済が、財閥を嫌う新政権で劇的に沈む日が近づいてきたww