三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は外国人の社外取締役を初めて招く方針を固めた。元タイ中央銀行総裁のタリサ・ワタナゲス氏と米国人弁護士、トビー・S・マイヤソン氏の2人。MUFGはタイのアユタヤ銀行と米ユニオンバンクを傘下に持つなど、海外事業を広げている。経営会議でも多様な意見を取り入れる体制を整える。
15日に決議・公表し、6月に開く株主総会を経て就任する見通し。タリサ氏は2006~10年にタイ中銀総裁を務めた女性。トビー氏は企業のM&A(合併・買収)に精通している。MUFGは現在、収益の約4割を海外部門が占めるほか、グループの従業員数の4割が海外の従業員となっている。