記事入力 : 2017/07/11 23:11
文大統領「朝鮮半島問題、韓国には解決する力がない」
G20での外交成果について閣議で説明
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は11日の閣議で、韓米首脳会談と主要20か国・地域(G20)首脳会議の成果について説明した。
文大統領は「痛切に思わなければならないのは、われわれにとって最も切迫した韓半島(朝鮮半島)問題について、現実的にはわれわれに解決する力もなければ合意を導きだす力もないという事実だ」
として「われわれも国益を最優先に考え、外交を多角化し、外交力を高めなければならないと切実に感じた」と述べた。
文大統領は閣議での発言の前半は、成果を中心に説明した。「北朝鮮の核とミサイルに対するわれわれの立場について、全ての国が支持してくれた。北朝鮮核問題がG20の議題でなかったにもかかわらず、国際的なコンセンサスを得られたのが成果」と述べた。
自身の「ベルリン構想」についても「今は遠いように思えるが、われわれが南北関係のために努力していくべき方向だ。北朝鮮が呼応することを期待している」と述べた。
文大統領は続けて「このような成果があった一方、北朝鮮核問題の解決への道が開けなかったという事実と、北朝鮮のミサイル挑発に対する制裁について国際社会の合意を得るのは容易ではないという事実を、われわれは厳粛に受け止めなければならない」として「痛い現実だ」と述べた。
文大統領は今回のG20首脳会議で各国の首脳に会うたびに北朝鮮核問題をG20首脳宣言に盛り込むよう要請したが、中国とロシアの反対に遭って実現しなかった。また、対北朝鮮制裁をめぐって米日と中ロが鋭く対立する現実を目の当たりにした。韓国大統領府(青瓦台)の関係者は「北朝鮮核問題はわれわれ独自の路線も重要だが、根本的には国際社会と共に解決すべきという意味。そのために国力を向上させようという話だ」と説明した。