韓国のLIVE会場は老朽化した体育館1つだけ
東南アジアや台湾にも劣る会場インフラ
朝鮮日報 2010.1.29

ガンズ・アンド・ローゼズ、グリーン・デイ、ミューズ、ホイットニー・ヒューストン…。これらは最近訪韓した、あるいは訪韓予定の海外有名ミュージシャン だ。音楽的なスタイルやファンの傾向はそれぞれ違うが、彼らは韓国で同じステージに上がる。それは、ソウル市松坡区にあるソウルオリンピック公園体操競技場だ。理由はただ一つ。韓国で観客1万人以上を収容できる室内のコンサート会場はここしかないからだ。
問題は、24年前に体操競技のために建設されたこの競技場は、コンサートを行うのに適していないということだ。同規模の海外コンサート会場であれば半日で終わるステージ設置作業が、ここでは足かけ4日もかかる。地面から約2メートル上にある木製の床は、興奮した観客が一斉に飛び跳ねると上下に揺れ、安全ではない。古いプラスチック製の座席はいつもきしむ音がし、時々静かな雰囲気に包まれるべき場面でコンサートのムードをぶち壊しにする。仕方なくここでコンサートをする公演企画関係者らは、「韓国ではコンサート会場に限界があるため、海外ミュージシャンたちは本来の半分程度のステージパフォーマンスしか見せられない」と嘆く。
文化観光部に登録されているコンサート会場の数は、ソウル市から済州島まで合計619カ所有るが、しかし1000席以下しかない会場で、有名ミュージシャンのコンサートを1回したところで採算が合わない。
音楽市場を発展させるには、観客1万人以上を収容可能なコンサート会場は欠かせない。米国には大都市に3-4カ所、中小の都市も1カ所はそうした施設がある。日本には全国的に20数カ所以上(調べたら日本は50個以上有りました※福岡市だけでも3ヶ所)の 大型コンサート会場がある。こうした会場では、コンサート・スポーツ・イベントなど多目的に利用できる施設がそろっている。ソウルオリンピック体操競技場 で 1-2回公演しただけでこつ然と消えるミュージシャンたちも、日本ではひと月かけて全国ツアーを展開する。それも、このようにきちんと整備されたインフラ があるからだ。公演回数が増えればチケット価格も下がる。香港・インドネシア・タイ・シンガポールなどにも1万人以上を収容できる、施設の整った大型コンサート会場が最低1カ所はある。だから、K-POP界のスターたちは、韓国よりも東南アジアでコンサートを行うことが多い。
東方神起・BIGBANG・Rain(ピ※日本名1yen)・ 少女時代など、近ごろ若者に人気の歌手たちは、わずか数分で数千枚のコンサートチケットが売り切れになるほど、爆発的なパワーを持っている。ところが、彼らが一番忙しい年末年始に大規模なコンサートを行う場所は、このソウルオリンピック体操競技場だけだ。アジアを越え、世界に向け飛躍するK-POPの勢い(そんなのないが)を考えると、きちんと整備された大型コンサート会場一つさえないという現実は惨たんたるものだ。世界第13位(本当は19位※WEF評価)の経済国に発展した今、もはや体育館でコンサートをするというレベルから脱しなければならない時期に来ている。
K-POP宗主国 遂に2017年、体育館公演1ヵ所時代終わらせる
http://article.joins.com/news/article/article.asp?total_id=10655247&ctg=1700中央日報(韓国語)
2017年に1万人以上の会場が1ヵ所から2ヵ所に拡大。
コンサートを開くたびに1万人以上の外国人ファンを動員する韓流スター・東方神起の定番会場はソウルのオリンピック記念公園体操競技場である。
音響や照明設備がコンサート会場には適していませんが、一度に1万人を収容できるスペースに適当な場所が他に無いからである。
国内歌手やバンドのコンサートだけでなく、外国のポップスターたちが来韓公演をする時も公演企画社たちが悩んだ末に降る結論はいつもソウルオリンピック体操競技場や蚕室室内体育館(13595席だがコンサート会場として利用可能な席は約5000席)であった。
金知事は"K-POPアリーナが建設されれば、国内での韓流歌手のレベルの高い公演を誘致することができる"とし、 "体育館公演に終止符を打ち、Kポップ宗主国としてのプライドを守る"と述べた。
K-POP公演会場は、今年末に民間事業者公募で始めて2017年ごろにドアを開く見通しだ。
日本の1万人以上収容可能な室内公演会場
北海道
真駒内アリーナ 11,500人収容
札幌ドーム 53,845人収容
北海道立総合体育センター 10,000人
福岡
Yahoo Japan ドーム 52000人収容
マリンメッセ福岡 13,000人収容
福岡国際センター 10,000人収容
北九州市立総合体育館
10,020人
北九州メディアドーム
約20,000人
東北
仙台市体育館 10,000人
千葉
幕張メッセ 15,000人収容
神奈川
横浜アリーナ 13,443人収容
東京
日本武道館 14,951人収容
代々木第一体育館 13,753人収容
両国国技館 11,000人収容
埼玉
さいたまスーパーアリーナ 37,000人収容
西武ドーム 35,879人収容
長野
長野M-WAVE 18000人収容
群馬
グリーンドーム前橋 20,000人
静岡
静岡エコパアリーナ 10,000人収容
愛知
名古屋レインボーホール 10,000人収容
名古屋ドーム 40,500人収容
大阪
大阪城ホール 16,000人収容
京セラドーム 48,000人収容
三重
三重サンアリーナ 11,000人収容
和歌山
和歌山ビッグホエール 11,480人収容
広島
広島グリーンアリーナ 11,000人収容
大分
大分銀行ドーム 40,000人収容