軍艦島生存者「映画は淡泊であるべき…想像が行き過ぎている」
2017年08月17日 中央日報
軍艦島の強制徴用被害者チェ・チャンソプさんが映画『軍艦島』を見終わった後、「映画には想像が足されていたようだ」と評した。
先月26日、チェさんは政府が軍艦島生存者と遺族50人余りを招待した席に参加し、映画『軍艦島』を観覧した。
その後、今月12日に応じた韓国日報とのインタビューで、チェさんは「強制徴用で連れられて来られた朝鮮人はほとんどが幼い少年だった」とし、映画に登場したソヒのような少女はいなかったと明らかにした。
また、米軍の爆撃で死亡した朝鮮人の死体を一カ所に集めて燃やす場面に関しては、日本人は韓国人の死体をきちんと処理した後に韓国に帰していたと伝えた。チェさんは「それだけは日本は実に手厚くやってくれた」と回想した。
チェさんは映画『軍艦島』で、朝鮮人強制徴用者らが協力しあって日本の管理人と相対して戦い、脱出を敢行する内容に関し「全く不可能だ」と断言した。日本人の前では死んだように頭を下げなければならならず、少しでも反対の意を示せば骨すらも残すことができなかったというのがチェさんの証言だ。
チェさんは「映画はもう少し淡泊であるべきだった」とし「日本人は彼らがやったことそのままに、韓国人もまた彼らがやったとおり映画にするべきだった」として残念な気持ちを表現した。
「逃げるように選んだ日本行き、そこで出会った軍艦島…すべて運命」
2017年08月16日 中央日報
--背筋が凍るような恐ろしい事例がさぞや多かっただろう。
「小説にも書いたが、深刻な苦痛に直面すると母国語が出てくる。日本人と見なされて病院に運ばれ、韓国語で苦痛を訴えたせいで捨てられる朝鮮人が多かったという。捨てられる朝鮮人の死体をカラスの群れが待っていて食い荒らした。そのため小説のもともとの題名が『カラス』だった。朝鮮人はどうだったのだろうか。日本が崩壊していく場面を見守り、でかしたと考えなかっただろうか。気になった。そんな時、長崎造船所の日本人中間幹部が残した『造船所で自発的に救護隊の主体になって積極的に活動した若い朝鮮人諸君の活動はまぶしかった』という一文を見つけた。小説書けと肩を叩かれているようだった」
--映画は歴史わい曲問題に発展した。
「まだ映画を見ていないが、200人が集団脱出して、まだ幼い年齢の少年徴用者が多く登場していると言うが、そのように処理するべきではなかった。だがその前に、光復(解放)70年を過ぎて初めて作られた強制徴用に関する映画という点を評価しなければならない。拍手すべきことだ。リュ・スンワン監督バージョンの『軍艦島』が誤っていたのなら、誰でも新しく撮り直せばいい」