サッカーW杯:凡戦に韓国代表主将「観客の歓声が大きすぎて…」
韓国のサッカーは「集団メンタル崩壊」に陥ったのだろうか。
サッカー韓国代表チームが特定チームを相手にこのようにまったく同じ拙戦を繰り返したことはなかった。
先月31日、サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア最終予選グループA第9節の韓国対イラン戦が0-0の引き分けに終わったことについて、専門家らも「理解しがたい90分」と話している。
韓国代表チームは同日、枠内シュート(ゴールの枠の方へ向かうシュート)が0本、総シュート数も5本に過ぎなかった。
韓国は昨年10月、イランとアウェーで試合した時(韓国が0-1敗戦)も枠内シュートが0本だった。
専門家は「韓国がW杯予選で特定チームと2戦連続、180分間にわたりシュート数が0本だったのは初めてだろう」と言った。
ドイツやブラジルのような超強豪チームでもないイランを相手に、韓国代表たちは追いかけられて逃げるかのような試合した。
KBS解説者のハン・ジュンヒ氏は「ほとんどの選手がボールタッチからしてきちんとできていない状況で、ボールを奪われるのではないかとチームメートたちにパスしてばかりいた」「パスを慌てて処理するためボールがイランの選手たちに奪われることが多かった」と語った。
昨シーズン、トッテナム=イングランド=のユニホームを着て21ゴールをさく裂させたソン・フンミンさえトラップミスを連発し、シュートのチャンスを逃した。
いつもは果敢で挑戦心あふれる戦略を取ることで知られる申台竜(シン・テヨン)韓国代表監督も、この日は何かに取りつかれたかのように後手に回った。
後半7分、イランの選手が1人退場になり、さらに積極的に攻める展開となったが、FWキム・シヌクを投入したのはそれから20分後の後半27分だった。
さらに、ベテランFW李同国(イ・ドングク)の交代のタイミングに対しては「いったい何の意味があるのか」と疑問の声が上がっている。
申台竜監督が李同国を投入したのは後半44分だった。
こうした終盤の交代は、ほとんどが勝っているチームが時間をつぶすために使う戦略だ。
李同国は懸命にプレーしたが、時間が絶対的に不足していた。
このため、「申台竜監督が李同国を使うタイミングを逃したことに後で気付いて、遅まきながら投入したのだろう」という見方もある。
チャン・ミンソク記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版