言い草w
2018/01/17 23:22
文政権の対話路線を尻目に北への強硬路線貫く米日
カナダでの外相会合で浮き彫りになった韓国と米日の温度差
日本の河野外相「南北対話は北の時間稼ぎ」
米国務長官「北朝鮮政権、もっと大きな対価を支払うべき」
米国と日本は16日(現地時間)、韓半島(朝鮮半島)の安全保障問題などをテーマとしてカナダ・バンクーバーで開催された外相会合で、北朝鮮に対する圧力を最大限高めるべきと強調した。韓国と北朝鮮が対話に乗り出したことは評価しながらも、国際社会全体で北朝鮮への圧力を高めることが重要だと主張した。
韓国政府と与党は南北対話を機に「新デタント(緊張緩和)」時代に言及しているが、米国と日本の韓半島情勢に対する見方は依然として韓国とは異なっているわけだ。
この日の会合で、日本の河野太郎外相は最近の南北対話について「北朝鮮は、核・ミサイル開発を続けるための時間稼ぎをしたいだけだ」として、北朝鮮が南北対話に応じているからといって制裁を中断したり何かを報いたりすることに批判的な見方を示した。
さらに「北朝鮮が核・ミサイル計画に執着しているという事実から目を背けるべきではない」として、北朝鮮の「微笑み外交」に目を奪われてはならないと強調した。
米国のティラーソン国務長官も、強い口調で国際社会による制裁・圧力強化を訴えた。
ティラーソン氏は、北朝鮮が信頼できる態度で非核化の交渉テーブルに着くまで圧力を加えるべきとした上で「北朝鮮が、同盟の決意や結束にくさびを打ち込むことがあってはならない」と主張した。
ティラーソン氏は、中国が北朝鮮核問題の解決策として提示してきた「北朝鮮による核・ミサイル挑発の中断」と「韓米合同軍事演習の中断」の2点についても、受け入れられないとの立場をあらためて示し、各国政府が北朝鮮の海上封鎖など対北制裁に積極的に乗り出すよう求めた。
両氏の発言は、北朝鮮の平昌五輪参加をめぐる南北対話を強調した韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部(省に相当)長官とは微妙な温度差があった。
康長官はこの日の会合で「強力な対北制裁と圧力、そして北朝鮮により明るい未来を提供できるというメッセージ、この二つの道具は相互補完的に作動している」と述べ「制裁と圧力の効果が現れる証拠が蓄積される状況で、北朝鮮が平昌五輪への参加に向けて南北対話に戻ってきたことに注目すべき」と主張した。
今回の会合は、昨年11月に北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)級の「火星15」を発射した直後、米国とカナダの外相が提案したことで実現した。当初は韓国戦争(朝鮮戦争)に参戦した国連軍司令部の戦力提供国(UNCSS)会合として企画されたが、最終的に日本・インド・スウェーデンなども含め20か国以上が参加した。
一方、今回の会合に呼ばれなかった中国とロシアは、会合前から何度も主催国を非難した。中国外務省の報道官は16日の定例記者会見で「韓半島の問題解決に最も重要な直接の当事国を除いて開幕した会議が、どのような目的を達成できるのか分からない」と述べた。ロシアのラブロフ外相は15日「バンクーバー会合については何ら生産的な結果は期待していない。非生産的なことが起きなければよい」と述べた。