【平昌五輪】「20年間招致に尽力してきたのに北で前夜祭だなんて」 激怒する江原道・平昌の住民たち
平昌五輪:「20年間招致に尽力してきたのに北で前夜祭だなんて」
2018/01/19 11:25 / 朝鮮日報日本語版
「私たちは20年間にわたり血の汗を流して招致に力を入れてきたのに、『金剛山文化行事』とは何事か」(江原道平昌郡の住民)
「北朝鮮選手数人のために韓国代表選手約130人が『交渉カード』になった気がする」(選手団関係者)
韓国政府が南北次官級会談で平昌冬季五輪「アイスホッケー女子南北合同チーム」「馬息嶺スキー場での共同訓練」「金剛山合同文化行事」などに合意したというニュースが伝えられると、江原道の住民や韓国代表選手団からは「怒りが爆発しそうだ」という声が上がった。

政府が南北関係の改善に執着するうちに「北朝鮮」ばかり強調し、主人公であるはずの韓国代表選手や地元住民が後回しにされているということだ。「平昌(ピョンチャン)五輪ではなく『平壌(ピョンヤン)五輪』になった」という自虐的な声もある。
■激怒する江原道・平昌の住民たち
最も腹を立てているのは江原道や平昌郡の人々だ。特に、開幕前夜祭(南北合同文化行事)を北朝鮮・金剛山で行うことに決めたとの南北合意に強く反発している。前夜祭は当然、五輪開催地である平昌で開催すべきだという主張だ。
平昌郡繁栄会のパク・ドクス会長(60)は18日、「韓国政府は全世界に対して北朝鮮の宣伝の場を用意してやったことになる。政府の一方的な金剛山前夜祭開催決定は、誇りを持って20年間にわたり五輪の準備をしてきた平昌郡民を無視した『見せ物』に過ぎない」と言った。
江陵市繁栄会のチェ・ジョンボン会長(65)は「南北が合同で文化行事をするのはいいが、あえて金剛山でやるという政府の考えが理解できない。五輪の準備をし、開催する意味がなくなるではないか」と不満を口にした。江陵市民のチェ・チャンファンさんは「五輪開催都市は平壌でなく平昌だ」と言った。