ロケットは人工衛星や探査機などを宇宙に運ぶだけの物だが、ロケットの性能の差は実はかなりの影響を受ける。
韓国の開発中のロケットの一番の欠点は、2段目以降の再点火能力がない事。
一度打ち上げたら、軌道の修正がほとんど出来ない事にあります。
通常、人工衛星の場合は赤道直上、高度約38000kmの静止軌道に投入します。
日本も韓国もこの軌道から離れている為、軌道修正が必須です。従来は打ち上げ後に衛星のアポジキックモーターを使い衛星自らが静止軌道に向けて航行することになります。
日本の改良されたH2Aは、2段目のエンジンが3回点火出来るので、かなり静止軌道に近い場所まで衛星を運ぶ事が出来ます。従来より衛星の寿命を5年ほど伸ばす事に成功しました。
韓国のロケットは、まだこの能力がありません。
その為、衛星の寿命が短く、日本よりもかなり早いペースで代替え機を打ち上げなければなりません。
更に日本は別軌道へ2機の衛星を投入する能力を今回獲得しました。これにより衛星の打ち上げ費用は単純に半額になります。
結論を言えば、1段目エンジンを2段目に使用し打ち上げる事には何の意味もありません。
多分、打ち上げたと言う結果が欲しいだけで、月探査や商業打ち上げからは遠ざかる行為だと思う。
他国の技術を検証し、無駄な予算を使わずにじっくりと開発すべきだと思う。
まあ、打ち上げが成功したら韓国人的には宇宙強国だから、結果が欲しいんだろうね。