文、とうとう隠す努力もしなくなったw
2018/01/24 10:29
韓国政府、脱北公使に平昌五輪中の公的活動自粛求める
2016年に韓国へ亡命した太永浩(テ・ヨンホ)元駐英北朝鮮公使(写真)など北朝鮮の体制に批判的な脱北者に対し、韓国政府が平昌冬季オリンピックの期間は公開の場での活動を控えるよう勧告していることが、23日までに分かった。これとともに、韓国軍の新兵器配備をめぐる行事の広報も縮小されたことが確認された。オリンピックを前に、北朝鮮を刺激しかねない行動をできるだけ控える方針によるものだという。北朝鮮が、平昌オリンピックの前日に大規模な軍事パレードを計画しているのとは対照的だ。核・ミサイル部隊が大挙出動する北朝鮮の軍事パレードは、これまで軍事挑発と見なされてきた。
複数の脱北者が明らかにしたところによると、韓国の公安当局は太永浩・元公使をはじめとする有力脱北者に「平昌オリンピックが終わるまで、メディアのインタビューなど公開の場での活動はなるべく控えてほしい」と求めた。北朝鮮の事情に詳しい消息筋は「表向き、安全上の考慮という名目を掲げていたが、実際は『南北和解の雰囲気に水を差すな』という警告に聞こえた」と語った。北朝鮮は、これらの脱北者について「人間のごみ」と非難してきた。
また韓国軍の消息筋によると、今年3月末に米国で開かれる韓国空軍の次期戦闘機「F35A」の1号機ロールアウト(初公開)行事に、韓国側がお祝いのメッセージを送ろうとしていた計画もキャンセルされた。ステルス性能に優れたF35Aは、北朝鮮の核・ミサイルの脅しに際して先制対応する韓国軍の「キルチェーン」戦略の中心戦力だ。
韓国政府は当初、この行事に国防部(省に相当、以下同じ)の宋永武(ソン・ヨンム)長官もしくは全済国(チョン・ジェグク)防衛事業庁長の祝賀ビデオメッセージを送ろうとしていたが、最近になって取り消した。韓国政府の内外からは「F35Aのロールアウト行事が南北対話の局面に負担を与えかねない、という考慮が働いた」という声が上がっている。また国防部は最近、上陸機動ヘリ「マリンオン」を配備した海兵隊に対しても「北朝鮮への斬首・潜入作戦に使用する、といったPRは控えろ」という指示を下した。
毎年2月末もしくは3月初めに始まっていた韓米合同軍事演習「キーリゾルブ(KR)」「フォールイーグル(FE)」も、韓国政府の要請で4月に延期された状態だ。韓国軍内外からは「演習の規模が縮小され、再度の延期もしくは中止があるのではないか」という懸念の声が上がっている。米国が今月末の韓米国防相会談を提案したことをめぐり「北朝鮮に対する抑止力維持に欠かせない合同演習が韓国側の政治的考慮で漂流していることを座視しない、というメッセージ」という声もある。
これに先立ち今月18日には、乗員の休養のため釜山に入港しようとしていたはずの米原潜「テキサス」が、在日米軍佐世保基地に向かうという事件もあった。韓国側が「一般人の目にあまり触れない鎮海基地はどうか」と、釜山入港に難色を示したからだ。
韓国政府は、北朝鮮に対しても一貫して低姿勢を見せている。今月20日、統一部の高官は「一部メディアの過度な推測性の報道や批判的報道に対し、北朝鮮側はしばしば不快な反応を強く示してきた」と、韓国メディアのせいにした。これに先立ち、19日に北朝鮮側は「芸術団の事前点検チームを翌日派遣したい」と通知していたにもかかわらず、同日夜に突然これを取り消したが、韓国側は何ら遺憾の表明を行わなかった。三池淵管弦楽団の玄松月(ヒョン・ソンウォル)団長が芸術団の事前点検チームを率いて21・22日に韓国を訪れた際には、「過剰な儀典」という非難を招いた。21日、玄松月氏を警護していた国家情報院(韓国の情報機関)の関係者は、取材陣がやって来ると「気分を害しておられる」と言って取材陣を制止した。
韓国政府が今月17日、北朝鮮との実務会談で「金剛山前夜祭」と「馬息嶺スキー場共同練習」を提案したことは、国際的な論争になった。元外交官のある人物は「金剛山は北朝鮮のドル箱、馬息嶺は金正恩(キム・ジョンウン)委員長の業績になる事業で、どちらも安保理制裁違反になる可能性が大きい。韓国政府が金正恩委員長の歓心を買うため無理な手を打った、と言われても反論できない」と指摘した。