仮想通貨取引所「コインチェック」から580億円相当の仮想通貨「NEM(ネム)」が流出した事件で、分散して送金されていた「NEM」の一部が、30日夜、事件と関係のない一般ユーザーの口座に移されていたことが分かりました。
この事件は1月26日、「コインチェック」から仮想通貨「NEM」580億円相当が不正なアクセスによって流出したものです。「NEM」は特定の口座に送金されたあと、9つの口座に分散して送金されましたが、その一部が30日午後10時半ごろからの30分間で、さらに、別の9つの口座に送金されていたことが分かりました。この9つの口座は、いずれも一般のユーザーのもので、送金されたのはそれぞれ8000円相当だということです。
専門家によりますと、犯人側は事件と関係のない多くの一般ユーザーに送金することで、580億円相当の「NEM」が凍結されないようにしている可能性があるということです。警視庁は不正アクセス禁止法違反などの疑いを視野に、捜査を進めています