<平昌五輪>「開会式の際に氷点下13.8度、最も寒い五輪になるだろう」
気象庁が展望した開会式当日の平昌の予想気温はタイム誌の展望よりは若干高い。最低気温は氷点下8~9度、昼間の最高気温は氷点下2度~0度になると見通した。2月4~6日の最低氷点下18度の厳しい寒さがやってきた後、少しずつ暖かくなるという分析だ。過去30年間の平昌の2月平均気温(氷点下5.5度)より低いが、懸念するほどの水準ではない。
本当の変数は気温より風と雪になるものと見られる。大関嶺特有の激しい風が吹き荒れれば、気温と関係なく体感温度は大きく落ちる。先月に低体温症患者6人が発生した当時、五輪プラザの周辺気温はプラス3.4度だったが、秒速8メートルの強風が吹いた。
開会式当日の予想気温と同じく氷点下10度前後だった先月29日、開会式場近くのメインプレスセンター(MPC)周辺は体感温度が大きく落ちて思ったよりさらに寒かった。日差しが照りつけるのに風が強く吹いて野外で長く持ちこたえることが難しかった。MPC周辺の施設を見回そうと一時間程度歩く間、寒くて身を切るようだった。とても寒くて激しい頭痛が発生するほどだった。
翌日である30日には雪が問題だった。午後から空が曇り始めると、日が沈むごろには牡丹雪が降りしきった。あっという間にMPC周辺と五輪の主な施設をつなげる道路が雪に覆われた。除雪装備と要員が道路の所々に投入されたが、突然の大雪には力不足だった。タイヤチェーンを取り付けなかった車が遅く走行して道路の所々で停滞が発生した。普段50分だったフェニックススノーパーク~国際放送センター(IBC)間シャトルバスの所用時間が1時間30分に増えた。開会式当日、強風と大雪が一気に押しかける場面は想像するだけでもため息が出る。
平昌組織委は開会式当日の参加者と観覧客全員に毛布・ホットパック・座布団・レインコートとともに熱い飲み物を提供する予定だ。また、風を防ぐために2階の観覧席外側をプラスチック材質の高さ3.5メートル、長さ510メートルの防風膜でかばった。暖房休憩所18カ所と大型暖房機40台、暖かい飲み物を販売する小型売店も設置する計画だ。さらに、低体温症患者の発生に備えて救急医務室5カ所を設置し、医療陣165人を配置する。
タイム誌は「平昌組織委が開会式の防寒総合対策を発表した後にも、各国の代表チームレベルでさらなる対策準備を講じている」とし「米国代表チームは発熱機能のあるバッテリーがついたダウンコートを選手全員に支給する」と紹介した。