N-2ロケットのアメリカ技術詳細
第1段エンジン
MB3-b3 ケロシンガス発生器サイクル
→ ライセンス製造
第1段機体 →ライセンス製造
1段、2段結合部 → 購入
第2段エンジン
AJ10-118 ヒドラジン系
→ 購入 後にノックダウン製造
第2段機体 → 国内技術
第3段エンジン
固体燃料エンジン → 購入
第3段機体 → 購入 後に国内技術
衛星フェアリング → 購入
誘導システム → 購入
通信関係 → 購入 後に国内技術
司令破壊受信機 → 購入 後にライセンス製造
論文を読んでみた。
当時の日米関係も垣間見得て面白かった。
アメリカが日本に協力した理由は不透明な部分が多いが、日本のロケット技術を管理下に置きたい思惑があった模様。ただし、軍事転用可能な技術に関しては徹底的なブラックボックス化がされた。
特に誘導システム。
また、途中からアメリカが技術移転に消極的になり、部品購入に切り替わった物も増加します。
衛星を打ち上げる為にアメリカの協力を仰ぎながら、平行して開発は続け、徐々に国内技術へ切り替えていった。
そして H2ロケットから全てが国内技術になりました。
ちなみに現在のエンジンに関してアメリカ技術は一切入っていません。
機体構造体に関しても燃料の変更の為、あまり技術的なメリットは無かったと思う。
実は一番技術移転を受けたのは、打ち上げ台や指令室、飛行解析、インテグレーション、管制などの直接的なロケット技術以外の部分。
N-1からH-1まではデルタロケット試験機みたいな物だからアメリカ方式の管制が必要だった為。
まあ、今の日本のロケット技術はアメリカの恩恵を受けているのは確かです。
※ ライセンス製造が技術移転されてる部分になります。購入、ノックダウン製造では技術の取得は出来ません。
そして現在では、アメリカと共通の部品も共同開発しており、 H2A、 H2B、デルタⅣの1段目燃料タンクの液体水素燃料タンクは三菱重工、液体酸素タンクはbowingが担当してます。