韓国政府は馬鹿なことをした…漢字排した韓国語は「斜め読みが難しい」 蓮池薫氏翻訳本に感動する日韓バイリンガルの声
2018年3月25日 18時2分米ボストンでは、日本から手に入れた本を読み終えると、去年7月に亡くなった韓国出身の友人、Hさんに貸していた。
日本の文学を愛し、本の好みも私と同じだったからだ。
そして、2人で読後感を話し合うのが常だったが、いつも内容だけでなく、彼女は人物名まで覚えているので「恐るべき記憶力ですね」と感銘したことがある。
すると、Hさんは「日本語ほど情緒深い表現ができる言葉はありません。ですから私は3度読み返し、作者の意を解釈するようにしています」と語り、私は敬服させられていた。
6年前に蓮池薫氏の初めての翻訳本である「孤将」を日本から取り寄せた。
原作は、韓国の有名な作家、金薫氏の大ベストセラーである歴史小説「刀の詩」。
文禄・慶長の役で、怒涛(どとう)のごとく押し寄せる豊臣秀吉の大軍と、朝鮮水軍を率い巧みな戦術でついに勝利を治めた李舜臣(イ・スンシン)の物語だ。
李舜臣は、派閥争いに明け暮れている無能な大臣の讒言(ざんげん)や愚鈍(ぐどん)な王に翻弄され、兵の数で劣る自軍を勝利に導く方法として潮の流れと満ち引きを緻密に計算した作戦すら、戦闘経験もない愚かな大臣たちの反対にあい、ついには、拷問され牢につながれてしまう。
息子を案じる80歳を過ぎた母親が乗った小舟が沈み消息を絶ち、1人息子も戦死をする。
李舜臣が文禄の役から戦死直前まで書き続けていた日記が残っており、1人の人間として苦悩し葛藤し、そして絶望に陥る様を、蓮池氏は見事な日本語で描き出している。
■ハングルは読みづらい
この翻訳本を読み始めるやいなや、取りつかれたようにのめり込んでしまい、早速、Hさんに電話をして「急いで読み上げますからね」と興奮して言った。
すると、「日本からもう1冊、手にいれることはできますか。蓮池さんの売り上げに協力したいのです」と申し訳なさそうに返事が返ってきた。
毎月、取り寄せている文芸春秋で、蓮池氏の事情を知る彼女は、売り上げに少しでも協力したいとの思いだった。
ある年配の韓国人の話によると、韓国語の70%以上は中国の漢字からなのだそうだ。
漢字を排した韓国では、全てハングルで書かれているため、一字、一字は平仮名を読むのと同じことで、戦前の日本語教育を受けた年配者たちは、非常に読みづらく時間がかかると嘆き、日本の本を好む。
韓国に住む友人のR教授などは、「漢字が使われている日本の本は、急いでいるときなど斜め読みができますが、韓国の本は難しい」と話す。久しぶりに“斜め読み”という言葉を、それも韓国人から聞かされた。
≪話は脱線するが、こんなことを聞いたことがある。
学生で混み合うバスの中、名札をつけた1人の男子生徒の胸元を見た女生徒たちがヒソヒソ話をしている。
「林信中(はやし・のぶなか)」という立派な彼の名は、漢字禁止令となったためハングルで「イムシンジュ」と書かれ、意味は「妊娠中」となってしまうという。漢字禁止の影響はいろんなところに出ていたようだ≫
蓮池さんの本を読み終えたHさんは、私たち日本人が決して気づくことのない点を指摘した。
「原作には、同じ発音の地名や場所が多く、名前も発音が同じ人物が登場するので、どこの地か、誰が誰なのか分からなくなってしまうのです」
「これが漢字ですと、一目瞭然なのですが、政府は実にばかなことをしました。ですから蓮池さんは、まず初めに朝鮮半島の歴史、文化、風習、地理、土地名等々、そして数多く出てくる兵や大臣たちの漢字名を探し出さないといけません。それから訳が始まるのです」
■著者に「翻訳本の方が面白い」と手紙
Hさんは「想像を絶する忍耐と苦難に挑戦されたのですね」と話していた。
「原作よりも日本訳の方がはるかにひきつけるものがあります。勇猛な武将だけでなく人として身近に感じられるのです。能無し大臣や愚かな王に翻弄される苦悩や孤独、それは蓮池さんが題名とした「孤将」そのものです」
「長いとらわれの身で、日本語から遠ざかっていながら、これほど格調ある日本語を書けるとは、生まれながらの文学的素養があるのですね」と感銘していた。
Hさんの感想を聞いた私は思わずこう語りかけた。
「Hさん、あなたが言われたことを日本語で蓮池さんに書いてください。気づいた読者が1人でもいることを知らせましょう。彼の苦労が報われます。きっと喜ばれますよ」
下手な日本語だと尻込みするHさんを叱咤(しった)激励して手紙を書かせた。
半月ほどして、思いもかけず蓮池氏から、Hさんと私にも、自筆で返事をいただいた。
人柄を表す優しい字体と、誠実さが伝わる内容の手紙だった。
Hさんへは横書、私へは縦書きで書かれ「額縁に入れるのには、縦書きの方がきれいですよ。かえっこしましょう」と冗談を言うほど感謝をしていた。
それからしばらくして「実は、勢いに乗って、韓国の金薫作家にも手紙を出しました」と恥ずかしそうに言うのには「えっ?」と絶句。
数か月経っても返事はなかったそうで、「蓮池さんの翻訳本の方が面白かったと書いたでしょう。それなら返事がくるわけないですよ」と言って2人で笑っていたのが、昨日のように思える。
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ここからは私個人のお話です
これまでの話と前後してしまうが、2016年7月に泌尿器外科で受けたCTスキャンで両肺にがんが見つかった1週間後、私は「CTガイド下肺生検」というものを受けている。
この検査をする担当医から「がんの種類を調べるために局部麻酔を行い、CTを見ながら肺に針を刺し腫瘍を探して組織を採取します」とだけ説明された。
細いベッドに右肩を下にして横たわり、トンネルのようなCT装置の中で過ごす長い時間は、何をすることも見ることもできず、とても退屈だった。
運ばれた回復室のベッドに横たわっていると、突然、強烈な吐き気に襲われベッドから降りるのが精いっぱい。
口をふさいだ両手から大量の血液があふれるように流れ落ち床は、一面血だらけになった。
それも今まで目にしたことのない小さな血の塊が混じっている。
若い看護婦は慌てる、私は呆然(ぼうぜん)とするのみ。
やってきた担当医は「心配する必要はありません。すぐに止まります」と平然としている。
その後、数時間して退院した。
獨協医科大の高山賢哉先生に電話をすると「肺は呼吸をしますから動くため腫瘍を探して採取するのは大変なのです。血管を刺したのですね。何も聞いていなければ驚きますよ。僕は患者さんに、万が一として一応説明をしますけどね」と大量出血の原因を説明してくれた。
血痰が何日も続き、また高山先生に電話をする。いつものように懇切丁寧な説明を受けて安心をする。
私の疑問にいつでも応対してくれる専門医がかたわらにいて何と運が良いことかと感謝をする。
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【プロフィル】新田多美子(Tamiko Arata) 大分県津久見市生まれ。72歳。1983年に米ボストンに移住し、日本などからの留学者向けに住居の手配、生活用品の買い物、車購入と自動車保険など生活の立ち上げサービスの仕事をしている。
現在は、がん治療を受けながら働く毎日。治療では、スイスのロッシュ社による新薬の免疫チェックポイント阻害剤「アテゾリズマブ」を使っている。日本ではまだ認可が下りていない。早く認可が出た米国で、実際の治療を通して知見が得られている最新治療を受けることを聞いた私の回りの日本医師たちは、口をそろえたように「幸運だ」と言う。
日本が恋しいわけではないが、誰よりも日本を愛し誇りに思う。ボストンから見る日本や、少し変わった日常の出来事などをコラムにし、日本ではまだ認可されていない最新のがん治療の様子も紹介していきます。
ハングルOnlyにしたおかげで、国語力が落ちたというのはこういうこと
なのかもしれないねえ。ここでも、内容をよく読まなかったり
こちらの意図や真意を理解しないまま感情的に反論や悪口言ってくる
朝鮮ID多いしねw

