モンゴルのゴビ砂漠と中国の内モンゴル付近で発生した黄砂が6日、韓国を襲った。ソウルなど内陸地方で黄砂が観測されたのは今年初めて。
黄砂のため大気中の粒子状物質の数値が上がり、プロ野球のソウル蚕室(チャムシル、NC-斗山)、仁川(インチョン、サムスン-SK)、水原(スウォン、ハンファ-kt)の3試合が中止となった。粒子状物質のため試合が中止になったのは過去初めて。
今回の黄砂は週末の7日にも影響を及ぼす。気象庁の関係者は「6日に観測された黄砂は4、5日に発生したもので、6日に中国満州地域で発生した黄砂はほとんど中国北東地域に移動するだろうが、一部が大気下層の気流に乗って西海(ソヘ、黄海)上に南下し、7日朝方から韓国国内の上空を通ると予想される」と伝えた。韓半島(朝鮮半島)周辺の気流の変化により黄砂が影響を与える地域が流動的であるだけに最新の気象情報を参考にしてほしいと、気象庁は呼びかけた。
6日、黄砂のためソウル瑞草区(ソチョグ)など一部の地域の粒子状物質濃度は普段の10倍に上がった。瑞草区の粒子状物質濃度(PM10)はこの日午後、一時1立方メートルあたり470マイクログラム(1マイクログラム=100万分の1グラム)と観測された。ソウルをはじめとする京畿道(キョンギド)などでは今年に入って初めて粒子状物質警報が発令された。
国立環境科学院統合大気質予報センターは「7日は粒子状物質濃度がほとんど『普通』水準になるが、南部など一部の地方では高い濃度になるだろう」と予想した。
6日に雨がやんだ後、北西側から冷たい空気が流れ込み、週末は寒い天気が続くという。7日朝のソウルの最低気温は2度、昼の最高気温は9度で、8日には最低気温が1度まで落ちる。月曜日の9日から徐々に気温が上がって平年並みを回復すると、気象庁は伝えた。