大谷、大活躍も…張本氏、依然「あっぱれ!」拒否 15勝&20本塁打にハードル上げた
【江尻良文の快説・怪説】
通算3085安打の日本記録保持者、張本勲氏(77)は、3試合連続本塁打を放った二刀流のエンゼルス・大谷翔平(23)にまだ疑問を抱いている。
8日、TBS系『サンデーモーニング』の名物コーナー『週刊・御意見番』に生出演した際にも、「あっぱれ!」は出さなかった。
「まぐれなのか、米国のピッチャーのレベルが落ちたのか。その両方だと思うけど、3試合連続というのは珍しい」と激辛評価。ヤンキース・松井秀喜が2004年、07年に記録して以来、日本人選手として2人目の3試合連続本塁打を、張本氏はシビアに分析した。
8番打者という点も割り引いた。「日本では『ライパチ』(右翼・8番)と言って一番下手な人が8番を打つんですよ。上位を打った時に相手がどう攻めてくるのか。今の近め(内角)の打ち方では苦労しますよ」
3月11日放送のこのコーナーで、大谷に関し「4分6分で(成功は)難しいでしょう。大谷程度の打者はメジャーにゴロゴロいる」と明言した張本氏。それだけに、投打共に大不振のオープン戦から一転、開幕早々の大活躍に対し、素直に脱帽するワケにはいかないだろう。
日本ハム時代から投手・大谷を最大級に評価しても、二刀流に関しては終始一貫して大反対のスタンスを崩さなかった。張本氏のプライドの問題だけでなく、「8番・DH」という気楽さと相手投手のマークの度合いも確かにあるだろう。そして、「30試合は過ぎないと」という、本当の評価はまだ先との言葉も間違っていない。
その上で「すごいなと思ったのは、右足を上げなくなったこと」と打撃フォームの改造は高く評価している。
最終的な結論として、「あっぱれ!」を出す条件のハードルを上げた。「当時(1918年のベーブ・ルースが13勝、10本塁打)より試合数が増えたし、10勝、10本じゃ意味がない。15勝、20本以上。これで『大あっぱれ!』。可能性はなくはない」とぶち上げた。果たして大谷は新ノルマをクリアし、張本氏を脱帽させられるか