◆19年から設備建設
川崎重工業やJパワー(電源開発)など5社のコンソーシアムは12日、オーストラリアで褐炭から製造した水素を液化し、日本へ運ぶサプライチェーンの実証事業に着手すると発表した。
オーストラリア政府による資金支援がこのほど決定し、同国での事業が始動。水素ガスの精製、液化、陸上輸送、積み荷といったパイロット設備の建設は、2019年から順次開始する。最初の水素製造・輸送試験は、20~21年の間に実施する予定だ。
コンソーシアムには川崎重工とJパワー、岩谷産業、丸紅、オーストラリアの電力・ガス会社のAGLエナジーが参加する。このうち、川崎重工とJパワー、岩谷にシェルジャパンを加えた4社は、16年4月に技術研究組合「CO2フリー水素サプライチェーン推進機構(HySTRA)」を設立。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成を受けて、関連技術の開発を進めてきた。