球威とスプリットのコンビネーションが注目されている大谷(リョウ薮下撮影)■すでに巨大な存在、変貌ぶりにも混乱
大リーグ公式サイトが、エンゼルスの大谷翔平(23)の攻略法を掲載した。「(強敵の)大谷問題を解決するためにレッドソックスができること」という異例のコラム。大谷がすでにメジャーで巨大な存在になっていることがうかがえる。
「大谷には100マイルの速球に、スプリッターがある。レッドソックス打線は好調だが、攻略は大変。各打者はこう臨め」などと完全にレッドソックス側に立ったコラム。
1番のベッツ右翼手には「バットに当てることに集中しろ。広いストライクゾーンを使われないようにしろ」。デバース三塁手には「ヤンキースの抑え左腕チャップマンの102・8マイルの速球をホームランしたことがある。大谷の速球を狙って流れを変えろ」。
また、DHのラミレスには「スプリット打ちのうまさはメジャーでも屈指なので狙っていけ」。さらに、JDマルチネス左翼手には、「ストライクゾーン内の大谷のフォーシームを狙え」とした。大谷はすっかり標的にされるまでになっているようだ。
また、米メディアが今でも驚いているのが、大谷のキャンプからの変貌ぶり。「高校生クラス」「二軍落ちが妥当」とまで酷評したメディアもあった。地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」が改めて変貌の要因を次のように分析している。
■メジャーのボールとマウンドに慣れるために時間をかけていた
■キャンプ地アリゾナは空気が乾いているので、ボールがよく飛ぶし、カーブやスプリットが投げづらかった。
■オープン戦では守備陣にマイナーの選手が多くエラー続出の不運があった。
■結果より準備を優先していた。3月24日、開幕直前の紅白戦では、6四死球。スプリットを試して、自信を深めて開幕を迎えた。
■アドレナリンが出ていなかった。日本ハム時代の同僚でレッドソックスのマーティン投手は「彼は少しトラブルになって初めてアドレナリンが出るタイプ。キャンプでは必死にならない」
■すり足打法への変更。同僚のイアン・キンズラー内野手は「バットのグリップを1センチ変えただけでも、しっくり来ないものだから、彼の適応力はすごいの一語だ」
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大谷の登場に米メディアもやや混乱しているといった印象だ。