大谷の執刀医は“ミステリードクター” 過去にコービー・ブライアントやザック・グレインキーら執刀
大谷翔平(共同)
右肘の靭帯(じんたい)再建手術(通称トミージョン手術)を、レギュラーシーズン終了後に受けることが決まったエンゼルスの大谷翔平(24)。球界が固唾をのんで見守る手術の執刀医は、“ミステリードクター”と呼ばれ、数々の逸話を残している伝説の医師だ。
米医師のニール・エラトロッシュ氏(58)は、現在ドジャースとNFLラムズのチームドクターを務める靱帯手術の第一人者だ。ゴッドハンドで数々の名選手を救ってきた。
NFLペイトリオッツの大スターQBトム・ブレイディ(41)との関係は有名。同氏はブレイディが2008年、選手生命を脅かされる膝靱帯の損傷を負った際、靱帯再建手術を担当した。
今年1月には、ブレイディが右手親指の負傷をテーピングだけで乗り越えて、2月のスーパーボウルまで進出。当時、テーピングを誰が行ったのか明かさなかったため、“ミステリードクターの施術”と話題になったが、後にエラトロッシュ氏であることが分かった。
13年4月には、当時NBAロサンゼルス・レイカーズの大スターだったコービー・ブライアント(40)と大リーグDバックス(当時ドジャース)のザック・グレインキー投手(34)の靱帯再建手術を立て続けに行ったことが話題となった。
米メディア報道によると、グレインキーの肩の手術を終えた日の夜、エラトロッシュ氏がテレビを見ていると、コービーがアキレス腱を切ったニュースが流れた。直後にコービー本人から「明日手術をしてくれるか」と電話があり、同氏は「ゴルフの予定をキャンセルしてコービーの膝をつないだんだ」。
年収は数百万ドル(数億円)と言われる億万長者でゴルフのハンデは10。大谷の手術は伝説の1ページに刻まれることになるのだろうか。